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高野山のケーブルカーについて

ケーブルカー(高野山駅)

高野山へのアクセス方法

みなさん、高野山にはどんな方法で観光に行かれますか?

ツアーバスに揺られて行ったと言う人もいれば、電車で歴史の足跡を追っていたと言う人もいることでしょう。

今回御紹介するのは、高野山に電車で行く方法です。

この電車でのアクセスは普段車を運転されない方・車酔いしてしまう人はもちろん免許を持っていても山道は怖いと言う人におすすめです。

高野山には、国道480号線、371号線、県道53号線、118号線が走っています。

このうち国道480号線と県道53号線はアスファルト整備されているとはいえ山道で一般の人が運転するには難易度があります。

そこで代替経路として提案したいのがケーブルカーです。

ケーブルカーは高野山の麓にある橋本駅から南海高野線に乗車し極楽橋という駅から利用することができます。

極楽橋の駅で乗り換えるとすぐ目の前にケーブルカーのホームへの案内があります。

ケーブルカーの駅は角度が100度ありそうな急斜面に合わせて斜めに設置され(そのためホーム全体が階段になっています)、ケーブルカーも併せて車体が斜めになっています。

極楽橋から高野山まではケーブルカーに乗ってわずか5分でたどり着きます。

高野山へ電車で行く魅力

高野山に電車で行く魅力と言えば、やはり歴史散歩ができることでしょう。

橋本駅から極楽橋駅をつなぐ南海電鉄高野線沿線には今話題の大河ドラマ『真田丸』の舞台にもなった九度山があり、戦国の世を思わせます。

また駅の標高が極楽橋に向って高くなっていくため、高野山周辺にある山々の遠景が美しく車窓に広がります。

また、極楽橋の駅には乗換通路の天井に所狭しと風鈴が飾られ、風が吹くと涼やかな音を奏でています。

高野山観光までは南海高野線、ケーブルカー、バスの全てが相互に連携して2回乗換とは思わせないほどスムーズです。

高野山ケーブルカー体験記

高野山に行く際先にお話しした通り、筆者はJR橋本駅から高野線、ケーブルカーを乗り継ぎました。

ケーブルカーの中では高野山の宿坊に1泊した観光客の方々もいて、行ってみないとわからない高野山の事情について旅の思い出話をされていました。

さて、私は高野山より下山する際も同じルートを利用しましたが、なんと帰りの南海線の車内にはゲーム・アニメマニアなら垂涎の「戦国BASARA」のイラストがラッピングされ、指定席券を持っていれば利用することのできる森を思わせるオシャレな内装の車両もありました。

乗り鉄の方々なら、一度は経験したい車両でしょう。

高野山のケーブルカーまとめ

高野山への電車の旅は見目麗しいものばかりでした。

高野山中の移動もバスの運行が盛んでけして不便なものではありませんでした。

そのためもし何の制約もないなら電車でのアクセスをおすすめします。

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