高野山の宿坊ガイド | 光明院の歴史と魅力

光明院の歴史と魅力

光明院の歴史は今から900年前後白河院の皇子であった法資大進法橋行清上人が開基したことに始まります。

室町時代に入るとこの光明院の御師だった円恵法親王が戦乱に巻き込まれて逝去された木曽義仲の菩提をともらうために光明院を訪れとされています。

その後、法如阿闍梨が寺領を広げて「光明院」という寺院名を付けます。

その後戦国時代に入って由緒ある武家である蜂須賀家との檀縁を得て、現在まで蜂須賀家の檀那寺として代々遺骨を管理しています。

院内には900年の歴史の中で寄付された宝物と共に本尊である阿弥陀如来立像や、弘法大師が描いたと言われる毘沙門天の掛軸、十念阿弥陀如来の仏画を描いた掛け軸が寺宝として収蔵されています。

また、高野山では珍しい白壁の土蔵造りの本堂の中には本尊である阿弥陀如来立像も収められています。

この他に星供養の儀式の行われる護摩堂や四季折々の植物が花をつける庭園、江戸時代に高野山に大名が参詣した時のみ使われた美しい障壁画のある上段の間があります。ちなみに上段の間では昼食を頂くことも可能だとか。

光明院の精進料理

光明院では昼食のみのご利用を予約制で受け付けています。

基本的に一膳から二膳の精進料理の昼食で3500円、4500円、5500円の料金に合わせて、内容がグレードアップします。

肉食の禁じられている高野山の中での食事は長い歴史の中で、趣向を凝らした一品へと進化してきました。

光明院の精進料理はけして見た目豪華なものではありませんが是こそまさに「精進料理」という雰囲気を持っています。

精進料理らしい精進料理をお好みの方はこちらの精進料理を是非御予約下さい。

光明院に泊まろう!

光明院の宿泊料金は1名9500円より受け付けています。

精進料理のグレードによって宿泊料金は変わるシステム(9500円のプランに加え、11500円、13500円のプランがあります。)となっており、基本的に客室は8畳間を4人で利用するようになっており、各客室は暖房完備で宿泊客限定で写経の修行体験を行うことができます。

院内には120名が収容可能な大広や高野山の清水を沸かした大浴場も完備されています。

宿泊予約はホームページのお問い合わせフォームか電話から受け付けています。

光明院基本情報

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住所和歌山県伊都郡高野町高野山493
0736-56-2149
FAX0736-56-3555
URLhttp://www.komyouin.jp/index.php
収容人数個人約80名、団体約125名
駐車場大型バスなら4台、乗用車なら20台
設備庭園 洋式トイレ 障碍者用トイレ
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