「寺院・宿坊」カテゴリーアーカイブ

高野山には117もの寺院が建ち並んでいて、その内の52のお寺は宿坊となっており一般の人でも宿泊ができるようになっています。歴史ある建造物の魅力はもとより、その歴史に刻まれた様々な風姿を堪能することができます。

高野山の宿坊ガイド | 宝善院の歴史と魅力

宝善院の歴史と魅力

宝善院は今から約50年前に改称した寺院で、もともとは丹生院という寺院です。

丹生院は高野山の西北周辺の天野に古くから住んでいる名家丹生家と天野出身者が代々営む寺院です。

丹生家では代々、仏門であると共に彼らと所縁があるとされる丹生都比売命(戦いの神)を祀る家柄で丹生都比売神社は日本の古い書物にも名前が登場するほど古くからある有名な神社です。

そのため高野山を第2の真言密教の拠点として開山する際、弘法大師空海は丹生都比売命より資料を借りると言う名目で金剛峯寺と寺院群を建造していきました。

さて、そんな強力な後ろ盾のある丹生院には高野山開山と同じくらいの歴史があり、歴代のお坊さんの中には天野出身の宣雅、宣恵、宣融、尭恵僧正等の高野山では有名なお坊さんも輩出しています。

さらに、丹生院のお庭は江戸時代初期に活躍した小堀遠州の作った鶴亀式山水という名のついた名園で400年以上の歴史を誇ります。

ご本尊もお庭と同じ時期の高野山には珍しい観世音菩薩です。この他に寺宝として阿弥陀三尊像なども所蔵し、時代の長さを感じさせます。

宝善院の精進料理

宝善院(丹生院)は、宿坊の他に精進料理の提供のみのサービスも行っています。

提供されるお料理は高野山ではおなじみの精進料理と宝善院でしか食べることのできないいろは御膳の2種類です。

いろは御膳の方は要予約で料金は3700円です。精進料理は料金によって異なりますが、かなりのボリュームでネットに掲載された一例は甘味を一膳(3品)として食事は9品から10品提供されます。

奥の院まで長い道のりを歩かれるなら、是非こちらでお腹をいっぱいにしてお出掛け下さい。

昼食のご予約は電話またはFAXで受け付けています。

宝善院に泊まろう!

高野山宝善院
出典:トリップアドバイザー

宝善院(丹生院)は、戦後活躍した現代書道家の駒井鵞静の作品と小堀遠州の鶴亀式山水が魅力的の宿坊を営んでいます。

小堀遠州の鶴亀式山水庭園は高野山奥の院の山々を借景に400年前の人々が夢見た蓬莱山の景色を再現しています。

この風景は、岩や木々で庭の左から右に滝の流れを表し丹生川渓谷から採取したと思われる石を組み合わせた石組が島を表しています。

蓬莱山は『竹取物語』にも出てくる幻(空想上)の島で、金銀の実の付く木々や煎じて飲めば不死身となる植物があると言われている島です。

庭の名前にもある、鶴亀は長寿の象徴で江戸時代の人々には霊験あらたかな高野山はまさになかなか行くことのできない幻の島と同じくらい遠い世界であったことを表していると考えられます。

宝善院(丹生院)の客室には8畳一間と応接セット(トイレバスの設備なし)の設備があります。

じゃらんの仲介する宿泊プランにはお料理をグレードアップしたプランや50歳以上限定、女性限定など様々なプランがあります。

宿泊料金の予算は8000円から12000円です。宿坊のサイトでは、9500円、10500円、12600円のプランが紹介されています。

宿泊予約は、宿坊の電話と楽天トラベルなどが仲介するサイトのページよりお申込みいただけます。

宝善院の宿坊予約

宝善院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山586
0736-56-2658
FAX0736-56-4556
URLhttp://www.osk.3web.ne.jp/~hozenin/index.htm
収容人数個人約70名、団体約110名
駐車場大型バスなら2台、乗用車なら8台
設備洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 赤松院の歴史と魅力

赤松院の歴史と魅力

赤松院は今から1100年程前に聖快阿闍梨によって開基されました。

室町時代になると後醍醐天皇の皇子であった護良親王が住職となると、護良親王の護衛であった赤松則村が随従して円心入道となりました。

これ以降「山本坊」と呼ばれていた寺院は「赤松院」と改称し代々、赤松家の菩提をともらう寺院となりました。

江戸時代になると細川家や有馬家の菩提所ともなりました。この有力な武家の帰依によって現在ご本尊として奉られている十一面観音菩薩像と赤松院の中興の祖である円心入道の像や赤松則祐公像がもたらされました。

また、江戸時代の名彫刻家左甚五郎の虎の像などもあり、その見目麗しい様は一見の価値があります。

赤松院のみどころ

高野山赤松院
出典:トリップアドバイザー

赤松院のみどころは、2000坪の雄大な庭園の中にある高野山を代表する自然美とそれと調和している茶室です。

奥の院に近い立地を生かしたこの借景は確かな魅力です。秋になると庭の楓が紅葉し、柘植などの低木の常緑樹や池と調和し筆舌に尽くしがたい世界を見せてくれます。

また、茶室の内部も簡素ですが南天の木を使った床の間や歩くとうぐいすの声が聞こえる「うぐいす張り」の廊下が名物となっています。

赤松院に泊まろう!

赤松院の宿坊は、正直なことを言って本当におススメできません。

このサイトを運営するにあたり様々な宿坊のサイトや口コミを見てきましたが、サービス改善の要求が最も多い宿坊なのではないかと思います。

なので、奥の院参りを中心に考えて観光プランを立てる際、この赤松院を中心に組む前に他の宿坊を検討されることをおすすめします。

宿泊料金の予算は1泊2食で9450円~18900円、広々とした畳敷きの広間では団体客向けに会議などが行えるよう、パイプ椅子と机が用意されています。

客室も見事な障壁画で飾られ、ホームページに掲載されている限りでは清潔で豪華な雰囲気が漂っています。

冬は駅油ヒーターとこたつの暖房設備が取り付けられます。

精進料理は宿泊料金によりグレードが違うものの、三ノ膳形式の精進料理で胡麻豆腐や高野豆腐を中心に刺身こんにゃくなど他の宿坊と遜色ないお料理が提供されます。また、夏の時期はそうめんが提供されることもあります。

また、大浴場は夕方4時から午後9時まで利用することができます。一回に利用できる人数は小浴場が3人、大浴場が7人です。

どちらの湯船も高野山の湧き水を沸かしたお風呂です。是非、ゆっくりと旅の疲れを癒して下さい。

宿泊予約はじゃらんのページと赤松院の電話で受け付けています。

じゃらんの宿泊予約ページでは各種プランが提案されていますが、この中に一つだけ注意が必要なプランがあります。

それは「写経・阿字観 宿坊でできる修行体験プラン」です。

口コミの中で、このプランを予約したにもかかわらず阿字観は他の寺院で体験したという方が多くいました。つまり阿字観は赤松院が他の寺院と仲介して体験できる修行のようです。

もしちゃんと写経体験と阿字観を体験したい方は、このサイトの中でも数多く御紹介していますので、そちらを御利用下さい。

赤松院の宿泊予約

赤松院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山571
0736-56-2734
FAX0736-56-4429
URLhttp://sekishoin.jp/index.htm
収容人数個人約200名、団体約250名
駐車場大型バスなら5台乗用車なら30台
設備洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 恵光院の歴史と魅力

恵光院の歴史と魅力

惠光院は今から1200年前弘法大師空海が五重塔を建立、毘沙門天、不動明王を安置したことに始まります。

その後空海の弟子である道昌僧都が住職となり多くの人達の供養をしたため廻向院と呼ばれました。

鎌倉時代になると、京都の東寺より量調阿闍梨が当院へ転任され寂れていた廻向院を再興します。

戦国時代には島津家や明智家との檀那関係を結び、繁栄します。この明智家とのつながりは後に明智光秀の菩提寺になるまでにつながります。

江戸時代になって八代将軍徳川吉宗の御代になると「廻向院」の字を「恵光院」に変えるようお達しがあり現在に至っています。

なお、恵光院の本堂では、本堂のご本尊である阿弥陀如来、弘法大師、不動明王が祀られ、毘沙門堂には空海策と伝えられる毘沙門天の神像と不動明王、愛染明王が祀られています。

特に毘沙門堂に祀られている不動明王は空海が唐に渡航する際船の上で公開の安全を守った御利益のある神像で別名を「舵取り不動」と言われています。
高野山恵光院-不動明王(舵取り不動)高野山恵光院-毘沙門天
出典:トリップアドバイザー

恵光院の修行体験

恵光院で体験できる修行は写経と阿字観、勤行です。

恵光院には阿字観は専用の道場があります。

室内は集会や研修など大勢の人数で使うことができるよう、マイクの設備や黒板(ホワイトボード)も用意されています。

また、瞑想に入っていきやすいよう青い絨毯が一面に敷かれ電気も通っています。

この阿字観は追加料金なしで宿坊に宿泊予約する時に申告すればだれでも体験することができます。

また、毎朝6時30分から行われている勤行は宿坊に宿泊した方はもれなく体験することができます。

写経も恵光院に宿泊される方のみ体験できる修行体験です。

写経の体験と恵光院に写した写経を奉納することは無料ですが、写した写経を奥の院に奉納する場合は奉納料として1000円を納めます。

なお恵光院に宿泊せずに利用できるのは精進料理の昼食サービスのみです。

こちらも予約制ですので、高野山には泊まらないという方には嬉しいサービスであると言えるでしょう。

恵光院にとまろう!

高野山恵光院-護摩焚き
出典:トリップアドバイザー

恵光院の宿坊は、境内での過ごし方がある程度決まっています。

14時にチェックイン、16時30分から1時間希望される方は阿字観瞑想の修行を体験します。

17時30分に夕食を取ります。そのあとは、状況により夜の奥の院参拝のツアーに参加することができます。(ご希望の方はチェックイン時に予約が必要です。)

翌朝は6時30分に勤行、7時からは護摩祈祷、7時30分から朝食、10時にはチェックアウトとなります。

院内には、プリントアウト(無線LANも利用)可能なインターネットコーナーや密教関係の書籍を集めた小さな図書館があります。

恵光院の宿坊の入浴設備は普通の旅館のようにキレイです。

脱衣室は木目を基調にした暖かみの感じられる雰囲気で、浴室の浴槽を満たすお湯は高野山の湧き水を沸かしたものだとか。

浴槽の広さは4名から5名でいっぱいのようですが是非手足をいっぱいに伸ばしておくつろぎください。

なお、大浴場のご利用可能な時間は午後4時から午後10時と翌朝の6時から9時です。

恵光院での滞在は意外と忙しいものです。空いてるチャンスを見つけて、入浴をお楽しみください。

客室は、各部屋8畳間に応接セットの付いたお部屋で和風旅館とは何もかわらない快適な滞在時間を過ごすことができます。

宿泊料金は12000円から19000円でホームページの専用フォームまたは旅行サイトで受け付けています。

恵光院の宿泊予約

恵光院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山497
0736-56-2514
FAX0736-56-2891
URLhttp://www.ekoin.jp/index.html
収容人数個人約70名、団体120名
駐車場大型バスなら3台、乗用車なら30台
設備庭園 阿字観道場 護摩堂 洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 光明院の歴史と魅力

光明院の歴史と魅力

光明院の歴史は今から900年前後白河院の皇子であった法資大進法橋行清上人が開基したことに始まります。

室町時代に入るとこの光明院の御師だった円恵法親王が戦乱に巻き込まれて逝去された木曽義仲の菩提をともらうために光明院を訪れとされています。

その後、法如阿闍梨が寺領を広げて「光明院」という寺院名を付けます。

その後戦国時代に入って由緒ある武家である蜂須賀家との檀縁を得て、現在まで蜂須賀家の檀那寺として代々遺骨を管理しています。

院内には900年の歴史の中で寄付された宝物と共に本尊である阿弥陀如来立像や、弘法大師が描いたと言われる毘沙門天の掛軸、十念阿弥陀如来の仏画を描いた掛け軸が寺宝として収蔵されています。

また、高野山では珍しい白壁の土蔵造りの本堂の中には本尊である阿弥陀如来立像も収められています。

この他に星供養の儀式の行われる護摩堂や四季折々の植物が花をつける庭園、江戸時代に高野山に大名が参詣した時のみ使われた美しい障壁画のある上段の間があります。ちなみに上段の間では昼食を頂くことも可能だとか。

光明院の精進料理

光明院では昼食のみのご利用を予約制で受け付けています。

基本的に一膳から二膳の精進料理の昼食で3500円、4500円、5500円の料金に合わせて、内容がグレードアップします。

肉食の禁じられている高野山の中での食事は長い歴史の中で、趣向を凝らした一品へと進化してきました。

光明院の精進料理はけして見た目豪華なものではありませんが是こそまさに「精進料理」という雰囲気を持っています。

精進料理らしい精進料理をお好みの方はこちらの精進料理を是非御予約下さい。

光明院に泊まろう!

光明院の宿泊料金は1名9500円より受け付けています。

精進料理のグレードによって宿泊料金は変わるシステム(9500円のプランに加え、11500円、13500円のプランがあります。)となっており、基本的に客室は8畳間を4人で利用するようになっており、各客室は暖房完備で宿泊客限定で写経の修行体験を行うことができます。

院内には120名が収容可能な大広や高野山の清水を沸かした大浴場も完備されています。

宿泊予約はホームページのお問い合わせフォームか電話から受け付けています。

光明院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山493
0736-56-2149
FAX0736-56-3555
URLhttp://www.komyouin.jp/index.php
収容人数個人約80名、団体約125名
駐車場大型バスなら4台、乗用車なら20台
設備庭園 洋式トイレ 障碍者用トイレ

高野山の宿坊ガイド | 上池院の歴史と魅力

上池院の歴史

上池院は高野山開山時(1200年前)に弘法大師自ら開基した寺院でご本尊である千手観音像も弘法大師空海の作であると伝えられる高野山を代表する存在です。

寺内には空海が唐に留学し、戻る際に持ち帰ったと言う沙羅双樹の木があります。また寺宝の中には、この時持ち帰った九鈷杵があり現在は奈良国立博物館にて所蔵されています。

鎌倉時代になると、火災により一時は復興が危ぶまれるほどの被害を受けながらも後深草天皇の帰依により復興された後、上池院の中興の祖となる曽眼大阿闍梨が独自の祈祷法を確立しました。この曽眼大阿闍梨祈祷法は上池院の信仰をその後も支えました。

現在見ることのできる本堂の天井には高野山の寺院に多い四季折々の植物画が使われ、釈迦が瞑想した時に頭上を飾った衣笠の天井かざりが設えてあります。

本堂の壁には金剛曼荼羅、胎蔵界曼荼羅もありこれぞ「仏教世界」という神聖で豪華な空間が広がっています。

上池院の宿坊

上池院は金剛峯寺を中心として高野山山内をみると一の橋寄りにあります。

千手院橋交差点までは徒歩で12分金剛峯寺までは約15分の所にあります。

上池院の宿坊は個別のトイレや洗面所のついた客室が30室、共同利用の洗面所が2つとトイレが3つ、浴場が男女1つずつあります。

ほとんどの客室から1000坪の庭園を見ることができます。

全客室畳敷きの10畳の和室に2脚1机の応接セットがついており、一般の和風な旅館と変わらないしようとなっています。

冬時期にはこたつ仕様にもなり宿泊客はいつ訪れてもその手厚いおもてなしを受けることができます。

男女1つずつの大浴場は広々としていながらも御影石の浴槽が美しく高級感があります。

寺内の随所に置かれた九谷焼の美術品や仏画、香炉が上池院の歴史とその魅力を伝えています。

特に上段の間には豪華な仏像と漢詩の書かれた襖がありそこが通常の客室とは違うことを表しています。

上池院の精進料理は二之膳、三之膳の2種類あります。どちらも昼食の予約、宿坊への宿泊をすればお召し上がりいただけます。

昼食でご利用いただく場合は二之膳が3000円、三之膳が5000円の料金で二之膳は天ぷらなどのお食事が6品とごはん、御御御付け、果物の9品が提供されます。

三之膳はお食事が8品とごはん、御御御付け、果物の11品で構成されます。

上池院の宿泊プラン

高野山萱堂上池院精進料理
出典:トリップアドバイザー

上池院の宿泊プランはホームページから閲覧、宿泊予約を取ることができます。

宿泊最低価格は8300円(バストイレなし)で最高価格14000円(三之膳トイレ付き)です。

この料金設定は大きく分けて2種類あります。

1つは二之膳の夕食付のプラン、もう1つは三之膳の夕食付のプランです。

当然のことながら三之膳形式の夕食プランは最低料金が10000円以上ですべての客室でインターネットを利用することができる上、温水洗浄機能付きトイレも設置されています。

一方、二之膳形式の夕食プランは最低価格が8300円、最高価格は11500円で最高価格の客室には温水洗浄機能付きトイレも設置されています。

上池院の宿泊予約

上池院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山476
0736-56-2318
FAX0736-56-4545
URLhttp://www.koyasan-jyochiin.jp/index.html
収容人数個人約150名、団体150名
駐車場大型バスなら4台、乗用車なら20台
設備洋式トイレ 130畳の大広間

高野山の宿坊ガイド | 大明王院の歴史と魅力

大明王院の歴史とその魅力

大明王院は實應上人が今から900年前に開基した寺院です。

大明王院が開創した時、現在ご本尊として奉られていた道雲大徳一刀三礼の秘佛大徳不動明王がなかったため、道雲大徳という高名なお坊さんが描いた不動明王の掛軸がご本尊とされていました。

現在ご本尊とされている不動明王は江戸時代になってから安置されたもので、その頃になると大明王院には名奉行として有名な大岡越前守を始めとする武家を中心として民衆の檀信徒が集まりました。

また、大明王院は本願院の管理も務めており現在では本願院の檀家の方々も訪れます。

さらに、彼らの帰依によって大明王院には大明王院のご本尊である大聖不動明王、本願院のご本尊の阿弥陀如来に加えて北面大師として弘法大師像が安置されています。

大明王院の精進料理

高野山大明王院精進料理
出典:トリップアドバイザー

大明王院の精進料理は、高野山喉の寺院よりも手軽でリーズナブルです。

寺院によっては宿泊した人にのみ提供される精進料理ですが、こちらでは寺院を参拝した人、観光で高野山を巡った人も予約さえしていけば基本的に召し上がっていただけます。

そのお値段もリーズナブルで2160円と4320円の2種類があります。

2160円のメニューには精進料理の他にも釜飯風の炊き込みご飯、鍋仕様の鍋焼きうどん、ひやし山かけそば、山菜うどん、和風カレー(1620円)の定食(小鉢と果物付)もありますので、高野山で高野山らしいものを味わいたいという人にはおススメです。

また、5400円の精進料理は三之膳形式の豪華なものです。

お食事を頂くお部屋は寺院の一角にある横に長い和室です。

室内には赤い毛氈が敷かれ部屋を仕切る襖には見事な障壁画が描かれています。

是非、上品な雰囲気とお寺の考えた和食メニューと精進料理をお楽しみください。

大明王院にとまろう!

大明王院の宿坊はいたってシンプルです。

客室の宿泊料金は一律1泊2食9450円でお支払いにはカードも使えます。

ちなみにこの9450円は高野山の宿坊の最低価格です。

客室は高野山で重視されている樹木である橧、高野槙、栂、松、樅の木目の美しい客室や見事な障壁画の客室があり、特に障壁画の美しい「南山」のお部屋は訪日外国人のお客様に人気です。

また、大明王院の大浴場には高野槙製の浴槽があり、まさに高野山の自然に抱かれていることを実感しながら過ごすことができます。

御予約は現在電話でのみ受け付けています。精進料理の内容は5400円の精進料理と同じようです。

寺院内の庭園に面する通路からは時期になると庭園に咲くアジサイやユキヤナギの美しい景色を見ることもでき、春から夏の風物詩にもなっています。

大明王院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山482
0736-56-2521
FAX0736-56-3470
URLhttp://daimyooin.s601.xrea.com/index02.html
収容人数個人約100名、団体150名
駐車場大型バスなら3台、乗用車なら15台
設備洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 地蔵院の歴史と魅力

地蔵院の歴史

地蔵院は今から900年前尊海阿闍梨によって開基された寺院です。

鎌倉時代、室町時代になると常陸国下妻城主多賀谷家、丹波福知山城主稲葉家、江川大講城主分部家、大和高取城主本多家、越前国城主松平家、伊勢津城主藤堂家など、各城主の菩提寺として信仰を集め、現在まで続いています。

そもそも地蔵院は鎌倉時代や室町時代は蓮蔵院と言い現在の地蔵院の他の寺院も合併した形になりました。

昭和63年に大火事によって焼失したものの平成4年に再建されました。

地蔵霊場巡拝の1ヶ寺にも数えられています。

地蔵院に泊まろう!

地蔵院境内
出典:トリップアドバイザー

地蔵院の宿坊は今から約20年前に建てられたため、内装が新しく防災設備完備です。

1泊2食付きの夕食は二ノ膳形式の精進料理で9500円が最低価格のようです。

早朝勤行に参加できるとともに、過去には写経の体験(1000円別料金)もできたようです。

地蔵院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山573
0736-56-2213
FAX
URLhttp://tk-jizou.com/35.html
収容人数個人約60名、団体約80名
駐車場大型バスなら2台、乗用車なら10台
設備庭園 洋式トイレ エレベーター 応接室 広間

高野山の宿坊ガイド | 清浄心院の歴史と魅力

清浄心院の歴史

清浄心院は今から1200年前に弘法大師空海によって建立されたと伝えられる寺院です。清浄心院となる前は喜多坊と呼ばれていました。

平安時代に一度衰退しますが、平安時代末頃には平宗盛により再建され大円院にもゆかりのある斎藤時頼(滝口入道)が来住しました。

江戸時代にはいると上杉謙信や佐竹義宣など東北地方に領地のある諸大名の檀家となり三十五石の領地をいただきます。

この檀縁の関係から清浄心院の奥の院には重要文化財に指定されている上杉謙信霊屋一棟があります。

清浄心院の厨は金剛峯寺の厨の参考とされた大釜があり、その他の寺院建築も金剛峯寺は清浄心院を参考に作られたと言われています。

ご本尊は清浄心院が開基された頃に弘法大師空海によって彫刻されたと言われる廿日大師像で、現在では秘仏として毎年4月20日のご本尊の縁日にのみ御開帳が許されています。

現在見て頂ける仏教建築は江戸時代のもので400年以上の歴史ある伝統的な建築様式を今に伝えています。

清浄心院の文化財

清浄心院の境内には鎌倉時代の有名な仏師運慶の阿弥陀如来立像、九品曼荼羅、当麻建立之図等の重要文化財が所蔵されている他に豊臣秀吉が花見をしたと伝えられる名木傘桜もあります。

また、前述したように清浄心院の奥の院の墓所には上杉謙信霊屋一棟があります。高野山で文化財巡りをするなら外せない、寺院の1つと言えるでしょう。

清浄心院に泊まろう!

高野山清浄心院宿坊
出典:トリップアドバイザー

清浄心院の宿坊では朝の勤行(朝6時半)、写経、阿字観の修行を体験することができます。写経と阿字観の体験は要予約ですので、予約の際に申し込みましょう。

さて、清浄心院の客室はふすま区切りの客室が9720円と10800円、壁切りの客室が11880円、12960円の料金プランがあり料金の差はお料理のグレードに比例するようです。予定さえ合えば、お坊さんのお話を聞くこともできるそうです。

大浴場は見事な木彫の浴槽で木の温もりを感じながらゆっくり入浴することができます。

夕食は三ノ膳形式の精進料理で、客室とは別の場所で提供されるようです。昼食のみの利用も可能ですが宿泊と同じく予約が必要です。

外国人観光客の対応も行っていますので、意外な出会いに恵まれることもあるでしょう。

宿泊予約は電話かホームページのお問い合わせから受け付けています。

清浄心院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山566番地
0736-56-2006
FAX
URLhttp://shojoshinin.jp/
収容人数個人約60名、団体70名
駐車場大型バスなら4台・乗用車なら20台
設備庭園 洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 不動院の歴史と魅力

不動院の歴史と魅力

不動院は今から1100年前に済高大僧正が開基した12ヶ院の1つとして始まりました。

平安時代に入って不動院に篤く帰依した鳥羽天皇は寺宝である阿弥陀三尊像を治め、自らの皇后であった美福門院の遺体をこの寺院に埋葬する(現在の美福門院陵:丸山御陵)ことを遺言にしました。

この時紺金泥阿弥陀経も同時に収められました。明治時代に入って作られた山階宮家の菩提寺として山科別院の称号も与えられ、皇室との所縁(ゆかり)も得ました。

高野山不動院-庭園
出典:トリップアドバイザー

現在敷地内にある建物の中には今から500年前の戦国時代に建造された建物もありながら、吉仙庭(きっせんてい)は平成元年に改修された新しい庭園で野鳥の声を聞きながら谷川の流れより涼感も伝わってくる庭園になっています。

夕暮れ時にはライトアップされた庭園を横目にお食事を頂くことができます。

本堂はその年代は明らかにされていませんが、戦国時代の武家の霊牌などが多くされているためだいたい500年以上の歴史があるようです。

この他に境内には第二次世界大戦で亡くなられた空挺落下傘部隊将兵の墓や和歌山県の指定文化財である庫裏(くり)書院もあり、不動院の歴史が長いことを表しています。

不動院の行事と修行

不動院では一年の間各種法要を執り行っています。

2月の節分星祭り、3月と9月のお彼岸、8月の盂蘭盆会とお施餓鬼が大きな年中行事です。

日本人にとってこれらの行事は仏教行事として有名です。8月に行われる盂蘭盆会は全国各地で幻想的な行事が行われますが、高野山のそれはまさに「天の川」のようです。

盂蘭盆会の行事は11日から13日の間行われます。11日の夕方頃、高野山中の僧院のお坊さんが提灯を持って歩いて奥の院まで檀縁ある仏様を迎えに行きます。

その様子はまさに地上に降りてきた天の川のようです。

奥の院にお迎えに行った仏さまは13日までそれぞれの僧院でお祀りされ、再び奥の院へお見送りされます。参拝は随時可能です。

お施餓鬼は毎年8月の最終日曜日(2016年は8月28日)に行われます。

この日は、朝9時と午後2時に護摩祈祷、午前11時に大般若経の転読会(大般若経を繰り返し読んで諸精霊の追福菩提・諸祈願の成就)が行われます。

この日に参拝した方々には延命うどんと健康祈願なんきんが配られます。

また、毎月28日には護摩祈祷会が行われています。

高野山名物である延命うどんはお施餓鬼の時だけに頂けるものです。是非お参り下さい。

不動院に泊まろう!

不動院の宿坊は、近代的な設備が揃っています。

客室は和室の15畳に洗面所とシャワートイレがついています。また全室冷暖房完備でいつ訪れても快適に過ごせます。

また、一般の客室のほかに離れの部屋として「金松の間」があります。

この客室は、床柱に高野槙が使われ5月、6月には芝桜やシャクナゲの咲き誇る美しい庭園を望むことができます。

また、この離れの客室には山科文庫(不動院所蔵の仏教関連書物)が敷設しており、日本宗教学を学び研究する方々にとっては垂涎の時間を過ごすことができます。

不動院の宿坊では写経と真言膳(阿字観)の修行を体験することができます。また朝の勤行にも参加することができますが、どれも事前に問い合わせの上予約するシステムになっています。

不動院の宿坊の精進料理は冷たいものは冷たく温かいものの中でも天ぷらなど揚げたて焼きたてが美味しいものは宿泊客が席についてから取り掛かります。

宿泊はホームページか電話または旅行サイトから予約できます。

不動院の宿坊予約

不動院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町大字高野山456
0736-56-2414
FAX
URLhttp://www.fudouin.or.jp/index.html
収容人数個人約50名、団体約120名
駐車場大型バスなら4台・乗用車なら30台
設備洋式トイレ 冷暖房完備 書庫

高野山の宿坊ガイド | 三宝院の歴史と魅力

三宝院の歴史と魅力

三宝院の歴史は今から1200年前弘法大師空海の母上が建立したことに始まります。

現在見ることのできる建造物は江戸時代中頃(今から300年前)のもので、三宝院には他にも北面大師像や明治の日本画家高屋肖哲の謡曲『高野物狂』、『紅葉三宝院』を画題にした障壁画もあります。

また、三宝院の寺宝の中には高野山の明治21年の火災で焼失してしまった高祖院の寺宝も含まれています。

高祖院は鎌倉時代に僧月寿坊圓雅によって創設された寺院です。如意輪観音をご本尊とし、聖武天皇の皇后であった光明皇后の御舎利塔を祀っていた寺院でした。

三宝院の境内にはこの他にも三笠宮殿下が命名された臨紅庭や水子地蔵などが三宝院の長い歴史を伝えています。

三宝院の行事

三宝院の年中行事は高野山の他の寺院とほぼ同じです。ただ一つ違う点は、それらの行事の模様をすべてFaceBookで配信していることです。

8月の水子供養の灯籠流しの様子や尺八のコンサートなど、臨場感のある美しい写真が掲載さており、宿坊選びの際には良い材料となります。

1月の取水の儀、2月の星供養、8月の水子供養祭の他3月と9月のお彼岸、8月の盂蘭盆会とお施餓鬼が三宝院の主な年中行事です。

三宝院に泊まろう!

三宝院のヒメシャガ
三宝院の姫シャガ 出典:oyajino趣味

三宝院の宿坊は、庭園がウリです。毎年5月、庭園を彩るシャクナゲ、姫シャガ、満天星(ツツジの一種)が咲き誇り、姫シャガの寺の異名に負けない美しい景色が広がります。

客室は実に質素ながら2人で過ごすには十分の広さで、9000円を最低価格に値段によりお食事とともにグレードが上がっていきます。

全ての客室が2階にあり庭園を見下ろす形でお過ごしいただけます。

精進料理は二ノ膳形式でありながら1つずつの量が多いため男性でもご満足いただける量です。また、一人での宿泊も昼食のみの利用(3700円から)も可能です。

宿坊に宿泊した方限定で阿字観(3000円)と写経(2000円)の修行も体験することができます(要予約)。

奥の院と大門のほぼ中間という立地にあるため観光にも最適との評判もあります。

しかし、ホームページではこれ以上の情報の掲載がないのため、実際に利用するなら三宝院までお問い合わせすることをおすすめします。

宿泊予約はホームページのお問い合わせフォームと電話より受付ているようです。

三宝院基本情報

住所和歌山県伊都郡野町高野山580
0736-56-2004
FAX0736-56-2188
URLhttp://www.sanboin.com/
収容人数個人約80人、団体150人
駐車場大型バスなら3台・乗用車なら10台
設備茶室 洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 成福院の歴史と魅力

成福院の歴史

成福院は今から500年ほど前に再建された寺院です。

寺院自体はその前からありましたが火事によって堂宇などがすべて焼失してしまったため、現在わかっている歴史は500年前からということになっています。

成福院の中興の祖は尭栄重源房という方で高野山の192代目の山主に数えられる方です。

再建以降、江戸時代になると成福院は、九州の対馬藩をはじめ多くの武家から帰依されたため、35石の領地を持っていました。

成福院に帰依した武家は領地だけでなく様々な今に伝わる文化財を提供しており、寺宝の障壁画の中には仏教に関わる物だけでなく、騎馬武者の姿が描かれたものもあります。

ご本尊は大随求明王(だいずいぐみょうおう)で菩薩の一種です。

成福院の仏教伽藍

成福院の境内には個性的な仏教建物があります。

昭和40年に完成した摩尼宝塔(まにほうとう)です。

高野山唯一の八角形(三層八角)の形をしており、平成12年には党内にステンドガラスと大理石を設置するための工事も行われ、寺院建築とは思えないほど色鮮やかで豪華な造りになりました。

この摩尼宝塔は戦後日本とビルマの親善の証として建立され、今日まで1度の改修工事が行われながらもその美しい姿を伝えてきました。

摩尼宝塔の他にもビルマ(現ミャンマー)と日本の親善と戦争の慰霊の意味で建立されたパゴダ(塔)もあります。

戦後に建立された寺院は高野山の中では数少ない戦争慰霊の場所です。

日本の夏は「慰霊」のシーズンとして各地でイベントが行われますが、高野山で慰霊を行うなら成福院に参拝しましょう。

成福院に泊まろう!

成福院の宿坊では宿泊客ならだれでも無料で写経(要予約)と阿字観を体験、勤行に参加できます。

成福院の宿坊は高野山の宿坊には珍しい、一人で宿泊することのできる宿坊です。

宿泊プランは、10000円、12000円、14000円の3種類で、いずれも1人で1泊2食利用した際の値段になっています。

成福院の宿坊の精進料理は特に人気が高く、「値段が高い」「質素」という精進料理のマイナスのイメージを払拭するコストパフォーマンスの良さが人気の理由の一つです。

また、まだあまりその評判が知られていないようで、混み合っていないということに加え、マッサージ機などのささやかな心配りも人気の理由のようです。

成福院には、本堂の他に仰光殿と称される約84畳の大広間、季節の移ろいを感じる中庭、大容量の大浴場があります。

私のおススメは大浴場です。大浴場と言っても普通の浴室の場合もある宿坊の場合、広々とした浴室がある成福院の宿坊は大変魅力的です。

それに加えて浴室にはシャンプーリンスはもちろんドライヤーも完備されています。

チェックインは午後3時、チェックアウトは午前10時ですが、利用者がいない場合は多少チェックアウトを遅らせることもできます。

またチェックインは夕食の時間を加味して夕方6時までにされることをおすすめします。

成福院の宿坊の予約はホームページよりインターネットと電話で受け付けています。

特にインターネット予約の場合は宿泊料金が1割引きになりますので是非御利用下さい。

また、ホームページの方には空室状況の掲載も行われていますので、御予約される前に一度確認されると良いでしょう。

成福院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山593
0736-56-2109
FAX0736-56-3475
URLhttp://koya-jfk.travel.coocan.jp/jfk-2.htm
収容人数個人約100名、団体約120名
駐車場大型バスなら1台・乗用車なら8台
設備洋式トイレ 大広間(研修や合宿への対応可)

高野山の宿坊ガイド | 持明院の歴史と魅力

持明院の歴史と魅力

持明院は今から900年前に持明房真誉大徳が開基した寺院です。高野山の中でも持明房真誉大徳を擁する「持流」派の本山として今日まで歴史を刻んできました。

戦国時代から江戸時代にかけて武家との檀縁を結び、檀家には伊達家、武田家、土屋家、京極家、木村家がおり、霊牌を預かっています。

現在、持明院で見ることのできる寺院建築は明治時代の大火の後に建立されたもので境内の広さは6600㎡の敷地内に十数棟の堂宇が建立されると同時に八葉の庭と呼ばれる庭園や四国八十八カ所の御砂踏み場、三十三観音が安置されました。

寺宝には900年の歴史の中で得られた仏像、仏画、経典があります。

本尊は延命地蔵菩薩で、信仰すれば長生きできるとされる地蔵菩薩です。

高野山持明院の四国八十八箇所お砂踏み場
出典:トリップアドバイザー

持明院の精進料理

高野山持明院の精進料理
出典:トリップアドバイザー

持明院には多くの文化財を所蔵しているという魅力の他に、多彩な精進料理があります。

三ノ膳形式の精進料理は冬の時期は風呂吹き大根や生麩の田楽なども提供される他果物まであります。

膳は赤漆の色が鮮やかなもので、精進料理の内容は質素でありながらそのイメージを払しょくする華やかさがあります。

こちらの精進料理は予約すると昼食にも戴くことができます。

予算はだいたい3000円から5000円で、お子様用のメニューもあります。

持明院に泊まろう!

高野山持明院の部屋から眺めた庭
出典:トリップアドバイザー
持明院の宿坊は6600㎡の敷地内に4つの庭園がある自然豊かなものです。

全てのお部屋からこの4つの庭園どれかの景色を見ることができます。

客室は江戸時代初期に活躍した絵師可能探斎・加納常信・土佐光起等の著名な日本画家の障壁画飾り床の間には歴史を感じる古美術品が展示されています。

また、客室には外線につながる電話もありますので、携帯電話を携帯していなくても自由に外部とのやりとりができます。

大浴場は緑御影石が美しく男性の浴場の檜は木の香りがかぐわしく、女風呂の大理石の浴室は豪華さを演出しています。

入浴時間は夕方4時から夜9時までと短いのですがドライヤー完備アメニティもホテル並みに揃っていますのでゆっくり快適な入浴時間をお過ごしいただけます。

評判の精進料理は、すべて部屋食で体が不自由な方にも嬉しいサービスです。

気になる宿泊料金は、4種類のプランが設定されており、10000円から15000円の予算でご利用いただけます。

しかし、この他に旅行業法に準じる形で0歳から3歳の乳幼児で食事や寝具が必要ない場合は無料で、小学生未満は大人料金の50%、小学生は大人料金の70%と設定されています。

チェックインは午後3時より午後9時、チェックアウトは午前11時となっております。

宿坊の予約はホームページの専用プラン選択画面か旅行サイトより行うことができます。

持明院の宿泊予約

持明院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山455
0736-56-2222
FAX0736-56-3809
URLhttp://www.koyasan-jimyoin.com/
収容人数個人約120名、団体約150名
駐車場大型バスなら5台・乗用車なら30台
設備茶室 洋式トイレ 暖房完備 子供用浴衣、スリッパあり

高野山の宿坊ガイド | 大円院の歴史と魅力

大円院の歴史と魅力

大円院は今から1100年前に聖宝理源大師によって開基された寺院です。

鎌倉時代に入って豊前豊後の国の大名だった大友能直と師檀の契りをかわして以来大円院には歴代の藩主から奉納された20万基を超える供養塔が送られています。

大円院は徳善院、山之内一豊公の霊碑のある正覚院を兼務しています。

大円院の建物は檜皮葺きです。表門や玄関の門扉には初春の象徴である梅とうぐいすの他十二支が彫刻されています。

表門は今から400年前に作られたもので大円院のウリの1つです。

大円院のご本尊は阿弥陀如来像です。ご本尊の他寺宝として大円院を開基した聖宝理源大師の木像、八世住職で『平家物語』にも登場する瀧口入道の姿が書かれた日本画なども所蔵されています。

しかし、最も目を引くのが本堂にある、約八十人が一度にお参りすることができる本堂内陣です。

大円院と平家物語

高野山大円院-襖
出典:トリップアドバイザー

八世住職瀧口入道は古典文学の中で最も有名な軍記物『平家物語』にも語り継がれる人物です。

八世住職瀧口入道は『平家物語』の中で「横笛」という女性と恋に落ち武将の実ながらその恋をお互いに諦めるように仕向けるために出家し「瀧口入道」となりました。また、横笛も出家しましたが、すぐに病にかかりなくなってしまいました。

しかし、横笛の現世への思いは強く、ウグイスの姿になって瀧口入道の前に現れました。

その際、うぐいすは青空にはばたいたかと思うとすぐに近くにあった井戸の中に落ちていきました。

これらの横笛と瀧口入道ゆかりの地が大円寺には沢山あります。

大円院に泊まろう!

高野山大円院-客室
出典:トリップアドバイザー

大円院の宿坊は金剛峯寺まで10分かからないところにあり、バス停もすぐそばにあります。

先にも御紹介したように『平家物語』所縁の寺でもあることから文学好きの方にもおススメの宿坊となっています。

宿坊内には高野山で作られる和紙を使った照明・小物があります。

客室は木目と畳の色が特徴的で、冬には全室にこたつが常備されています。

また精進料理は破格のコストパフォーマンスで好評を得ています。夕食は三の膳形式、朝食は和食7品が並びます。

宿坊に泊まった方は毎日朝6時に行われる勤行や写経などの修行体験を体験することができます。

宿坊の客室からは大円院自慢の中庭が見えいつ訪れても季節ごとの美しい毛氏を見ることができます。

宿坊の予算は9000円から14000円でプランが組まれており、ホームページより予約専用システムに移行することができます。

大円院の宿泊予約

大円院の基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山594
0736-56-2009
FAX0736-56-2971
URLhttp://daienin.com/s/index.html
収容人数個人約133人・団体約153人
駐車場大型バスなら3台、乗用車なら5台
設備インターネット環境 洋式トイレ トイレ付個室、バス・トイレ付個室もあり

高野山の宿坊ガイド | 金剛三昧院の歴史と魅力

金剛三昧院の歴史と魅力

金剛三昧院は今から800年前に創建した寺院です。

鎌倉幕府将軍源頼朝公の菩提寺として彼の妻であった北条政子によって建立されました。

最初の住職に日本臨済宗の開祖である僧栄西を迎え、今日まで歴史を刻んできました。

源頼朝一家が亡くなった後は鎌倉幕府の重鎮によって多くの建造物が造営され、子院も建立されました。

また、初代住職に栄西を据えたことで、金剛三昧院(禅定院)は長らく禅寺として確立してきました。

さらに、鎌倉幕府の重鎮たちの帰依が篤かったため、寺領(お寺の所有敷地)も一番多く(広く)皇族や公家、武将の来院も多かったことが残されている資料から分かっています。

境内の中でも特に貴重なものとして本堂と同じ長い歴史を持つ多宝塔が国宝に指定されている他経蔵、本坊大広間、四所明神社、天満大自在天神社、木造五智如来像、十一面千手観音、不動明王像などが重要文化財に指定されています。

高野山金剛三昧院-多宝塔
出典:トリップアドバイザー

金剛三昧院の修行体験

金剛三昧院で体験できる修行体験は、勤行、写経、阿字観の3つです。

勤行は、毎朝6時30分から行われて、参加した方々には先祖供養のお経を唱えて頂いてから講和を聞くため、できれば数珠を持参するのが良いようです。

また、宿泊客以外の方の参加も予約を取って受け付けています。

勤行に参加するにあたって、金剛三昧院では服装に注意しています。

華美な服装や露出度の高い服装は、先祖に祈りを捧げる際適切ではないとされ退出を求められることがあります。

写経は、真言宗のお経である般若心経を書き写します。体験するには、宿泊予約の際に写経を体験したい旨を伝えることで予約が完了します。

こちらの修行は基本的に宿泊する方に向けて提供している修行体験で、夕食後に行われます。

主教体験の料金は写経に必要なものと写経した経文を奉納する奉納料を合わせて1500円かかります。

こちらは浴衣での参加も可能で必要な道具も備え付けてありますので、誰でも気軽に参加頂けます。

阿字観は、毎朝8時半より1時間ほど体験します。こちらも基本的に金剛三昧時に宿泊した方を対象に開かれている修行で3種類の阿字観(阿息観、月輪観、阿字観)を体験することができます。

料金も明記されていませんので、宿泊した人ならだれでも参加できるようです。

金剛三昧院に泊まろう!

金剛三昧院の宿坊は本当に充実した宿坊体験を提供しています。そのため提供内容に比例して宿泊料金も6000円から17000円という設定になっています。

この料金設定は人数が沢山来るほど安くなる法則になっており、一番安い6000円のプランは1泊朝食付き1室(6畳から8畳)を4人で利用した際の一人分の宿泊料金になります。子供料金は従来の旅行業法に則った設定になっています。

金剛三昧院の宿坊の客室からは境内のいたる所で咲いているシャクナゲの花や季節によって移り変わるもみじ等の樹木の景色を見ることができる軒先の応接セット(椅子2脚とローテーブル)があり、都会の喧騒を忘れることができます。

こちらのお部屋は昼食を予約した人と先祖供養の予約をした方のみ御利用いただけます。

また施設内の大浴場は夕方4時から夜9時まで利用でき、修行体験で設定の時間に利用することができなかった方にも対応しています。

提供される精進料理は、三の膳形式の季節の移ろいを感じるものになります。よく持つアレルギーへの対応も可能ということです。

宿泊予約は、ホームページの専用フォームもしくは旅行サイトにて対応しています。

金剛三昧院の宿坊予約

金剛三昧院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野山425番地
0736-56-3838
FAX0736-56-2586
URLhttp://www.kongosanmaiin.or.jp/
収容人数個人150名、団体200名
駐車場バス10台、乗用車50台
設備エアコン完備 洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 安養院の歴史と魅力

安養院の歴史と魅力

安養院の歴史は今から700年前まで遡ることができます。

鎌倉時代の終わり頃、融通念仏宗の中興の祖である、法明上人が高野山に修行に来た際、開基したのがこの安養院です。

法明上人は高野山で約10年密教の修行に励みました。

戦国時代になると第十六世の住職である勢尊法印が、山陽・山陰の二道を巡錫された時同時に中国地方を治めた戦国武将として有名な毛利元就に篤い信仰を寄せられ、毛利家との縁が繋がりました。

その後2代目の毛利家当主輝元の治世になると毛利家から五十石の領地を寄進され毛利家の菩提所となりました。

境内には毛利家歴代の当主が建立した石塔が数十基あります。

また、隣接する金剛院は弘法大師空海が高野山を開山した当時からある寺院で、1200年程の歴史があります。

安養院のご本尊は重要文化財にも登録されている金剛界大日如来でその脇に不動明王と愛染明王が祀られています。一方、金剛院の本尊は愛染明王(重要文化財指定)です。

仏教には様々な神様がいますが、高野山で祀られる神様は不動明王、愛染明王、大日如来が多いのが特徴です。

安養院に泊まろう!

安養院では一般の方が体験できる修行体験がありません(勤行への参加は可能です)。

今回御紹介する宿泊料金はいわゆる、写経・写仏や阿字観が含まれていない料金です。ご了承ください。

さて、安養院の宿坊はお部屋と料理のグレードによって値段が変わります。

現在設定された料金は10800円(1万円+消費税)から19000円まで5種類(10000円と20000円に加えて12000円、14000円、16000円)あります。

16000円と19000円のプランには部屋風呂と専用のお手洗いも付いていますので、他の人と同じお風呂やお手洗いを使うのは気を使うという方には、その2つがおすすめです。

毎朝6時より勤行が行われ、宿泊客の希望によって先祖供養・精霊供養・水子供養が行われます(供養の費用は別途請求)。

また、浴室は高野槙でできている木の温もりを感じる造りとなっています。決して広い浴場ではありませんが、清潔感のある安養院の宿坊の名物の1つです。

また、夕食の精進料理は予約すれば昼ご飯にも戴ける有難いもので、昼食の際には3000円、4000円、5000円のコースから選択します。

いずれも三ノ膳形式の精進料理で、見た目の美しさと白ゴマで作った真っ白な胡麻豆腐が特徴です。

安養院の宿坊の宿泊予約は基本的に下の電話からのみ可能です。

20人以上を団体としていますので、合宿などで利用の際には必ず事前の問い合わせをすると良いでしょう。

安養院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山412
0736-56-2010
FAX0736-56-2026
URLhttp://www.annyouin.com/toppage.html
収容人数個人約80人・団体130人
駐車場乗用車で20台
設備洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 本覚院の歴史と魅力

本覚院の歴史と魅力

本覚院の歴史は今から900年ほど前まで遡ることができます。

現在本覚院がある所は弘法大師空海が六体の地蔵菩薩を彫刻し安置したところであると言われています。

伝説によるとこの六体の地蔵菩薩が安置されたことにより、この地域は光り輝き、高野山の中でも聖地とされました。

900年前その聖地に行空上人という方が開いたのが現在の本覚院です。

この寺院は多くの文人、絵師に愛され訪れた人の中には平安時代の女流歌人待宵小侍従(よいまちのこじじゅう)や江戸時代初期に活躍した狩野探幽などがいます。

そのため、院内には狩野派の絵師による障壁画が多数残されており、仏前挙式の後の宴会に使われるお部屋にもあるそうです。

また、天井絵も江戸時代のものですがとても250年以上経っているとは思えないほど鮮やかな色を放っています。

また、高野山の庭園ではおなじみの昭和の有名な作庭家重森三玲の手掛けた苔の石庭がこの本覚院にもあります。

本覚院のご本尊は空海や最澄と並んで日本仏教の礎を築いた円珍というお坊さんが彫ったとされる不動明王で、寺内でも有数の寺宝の1つです。

本覚院の修行体験

高野山本覚院-写経
出典:トリップアドバイザー

本覚院で体験できる修行は写経と阿字観の2種類です。

写経体験では初心者でも取り組みやすいように通常の硯(すずり)と筆と墨だけでなく筆ペンの用意もありますのでうまくなぞれるか不安という方にも体験して戴きやすい配慮がなされています。

また、修行体験には本覚院の修行僧の丁寧な指導がありますので、初めての方にも嬉しいサービスです。

さらに修行僧の中には尼僧(女性のお坊さん)もいますので、女性も気軽に修行に入って行けます。

本覚院に泊まろう!

本覚院の宿坊は洋と和を融合させた雰囲気があります。

客室からは本覚院自慢の5つの庭園が望めるだけでなく車いすの方でも利用できる洗面所やお手洗い、貸し出し用の車いすの用意もあるようです。

また、冷暖房・テレビも全57室の客室に完備され、誰がどんな時に訪れても快適に過ごせます。

また朝・夕の食事も部屋食なので、足の不自由な方には嬉しいサービスです。

入浴施設は大浴場と中浴場の2つがあり中浴場の方は家族風呂としてご利用いただけます。

どちらの浴場にも、ホテルと同じレベルのアメニティが揃っています。

本覚院の宿坊の精進料理は懐石料理の本場、京都で修業を積んだ料理人の手によるものです。

ホームページには実際のメニュー令などが掲載されていないため定かではありませんが、精進料理のしきたりに沿ったメニューが提供されるようです。

また、昼食の予約だけの利用もできますので、百聞は一見に如かり。実際に召し上がりに行かれると良いでしょう。

本覚院の宿坊の予約は基本的に電話かホームページのお問い合わせフォームからとされています。

価格設定も明記されていないため、実際に宿泊を希望される方はどちらかの方法で問い合わせることをおすすめします。

本覚院基本情報

住所〒648-0211
和歌山県伊都郡高野町高野山618
0736-56-2711
FAX0736-56-2784
URLhttp://www.hongakuin.jp/index.php
収容人数最大200人
駐車場乗用車で15台
設備喫煙所 車いす利用可 洋式トイレ(10カ所)宅配サービスの手配可
本覚院の対応可能な宿泊客層1人宿泊 女性1人宿泊 団体・グループ アーリーチェックイン(有料)レイトチェックアウト(有料)乳幼児づれ

高野山の宿坊ガイド | 無量光院の歴史と魅力

無量光院の歴史と魅力

無量光院の歴史は今から900年前に始まりました。白河天皇の第四皇子覚法親王が開基したと言われています。

中興の祖と言われている印融大徳は学問に特に優れ多くの優秀な弟子を輩出しました。

戦国時代に入って上杉謙信公が入団し密教の阿闍梨権大僧都の位を得ています。

無量光院に併設された悉地院は観賢僧正が創建したと言われる1000年以上の歴史ある寺院です。

戦国時代には、織田・浅野・池田・伊藤・毛利・丹波・福島家が帰依したため栄えました。

500年以上経った今でも上杉家、浅野家、織田家との檀縁があり金剛峯寺の奥の院にはそのつながりで織田家の墓所があります。

江戸時代になると『忠臣蔵』で有名な大石内蔵助が浅野内匠頭墓石を建立して回向を務め、討ち入りを果たしました。

無量光院の修行と行事

無量光院には、僧侶になるための問い合わせが沢山寄せられます。そのためホームページには簡単に僧侶となる手順がレクチャーされています。

この出家までの手順と修行には深いつながりがあります。

一般的に宿坊で体験できる写経や写仏、阿字観などは観光用に変えている部分もあり実際に修行僧が日々積んでいる修行とは少し違う部分があります。

実際には、堂宇を掃除したりお寺の営業活動のために縫物をしたり写経や迷走ばかりしているわけではありません。

精神と心身の鍛錬を積み、「得度」、「受戒」、「四度加行」、「伝法灌頂」の順番に段階を経て行きます。

そのため行事も「得度」、「受戒」、「四度加行」、「伝法灌頂」の折に行われます。

もちろん、高野山の年中行事はこの他にありますが、神社のように季節ごとに行われる行事よりも修行の段階ごとに行事が行われるのも密教の特色の1つです。

無量光院に泊まろう!

無量光院の宿坊は、高野山に多い観光地の「宿泊施設」とは一線を画す存在です。

古くから信仰心を寄せる檀信徒・お客様を大切にするという観点から一般的な旅行関連企業の仲介は受けずに電話やFAXでの問い合わせだけで受け付けています。

まずはホームページからお問い合わせされることをおすすめします。

無量光院の宿坊では、朝六時からの勤行が自由参加となっていますがこの行事には宿泊客はもちろんのこといつもは宿泊客の世話をしている修行僧も法衣をまとって参列し、厳かな雰囲気を体験することができます。

無量光院の客室は時代を感じさせる美しい障壁画と昔ながらの畳敷きのお部屋がまさに「宿坊」を感じさせます。

しかし、大浴場は近代的な石畳の大浴場で庭園にも橋がかけられ散策できるようになっています。

無量光院の精進料理は三ノ膳形式の質素なものですが、季節の野菜の煮物や高野山名物の胡麻豆腐(2色)が並び実に「精進料理」然としています。

もちろん、内容は季節によって変わりますので、詳細の気になる方はお寺までお問い合わせいただくのが一番です。

また、宿泊料金についてもホームページには明記がないので、こちらも宿泊予約時に問い合わせることをおすすめします。

無量光院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山611
0736-56-2104
FAX
URLhttp://muryokoin.net/
収容人数個人約100名・団体約150名
駐車場乗用車で15台
設備洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 普門院の歴史と魅力

普門院の歴史

普門院の歴史は、今から1200年前弘法大師空海の剃髪師範であった勤操大徳が一事を建立したことに始まります。

空海は平安時代に字(仮名文字)がうまかった人に贈られる、「三筆」に数えられるほどの腕前であった上大変な勉強家であったため書だけでなく絵にも精通しており、普門院には弘法大師空海の描いた勤操大徳の絵が所蔵されています。

また、普門院の庭園は江戸時代前期に活躍した小堀遠州の作で、400年以上の歴史があります。

高野山の山内では明治21(1888)年に火災があり多くの寺院が被害に遭いました。

普門院もその一つで現在の境内にある建造物はその後再建されたものです。特に本堂は徳川霊台の拝殿を再利用したもので、天井を見上げると徳川家の三つ葉葵の家紋が全面に描かれています。

普門院の魅力的な寺宝

普門院の本尊は大日如来ですが、普門院のご本尊は「普門万徳の大日如来」と言われ、普門院の名前の由来となっています。

また、先に御紹介した勤操大徳の肖像画は国宝にも指定されています。

勤操大徳は平安時代きっての勉強家で貧窮者を救済するために文殊会(生活困窮者に対して様々な仕事を斡旋したり仕事に就くための勉強会)を催した学僧です。

彼の姿は人と話して歓談している温かい人格の出た人物画となっています。

勤操大徳の肖像画には、彼の冥福を祈るため弘法大師空海が書いた追悼文が書き込まれています。

さらに普門院の上段の間には戦国時代に催された豊臣秀吉の吉野の桜見物の障壁画があり、仏画や風景画の多い高野山の障壁画では珍しい寺宝と言えるでしょう。

普門院に泊まろう!

普門院の宿坊は高野山の中でもプレミアムな宿坊に数えられる1つです。

宿泊料金は10000円から44000円で洋室と和室の2種類があります。

洋室はゆったりとしたセミダブルベット、大型画面の液晶テレビのある客室とLANが完備され館内にはエレベーターも完備されています。

浴室も美しく、室生の湯、無量寿の湯、清澄の湯、閑寂の湯の4つがあります。

特に、室生の湯の大浴場はリニューアルしており、浴室には十和田石が贅沢に使われています。手作り家具の設置された客室は他ではなかなか見ることのできない一品ばかりです。

普門院の宿坊の精進料理は、見た目が大変華やかです。

料理の中には食用花の天ぷらが添えられ名物の高野豆腐や胡麻豆腐が膳に並びます。

宿泊予約はるるぶが仲介しており、ホームページから申し込みができます。

プランの中には、記念日用のものや50歳以上のシニア向けのプラン、写経体験付きのプランもあり「旅をプレゼントしたい」、「趣味を見つけたい」という方にもおススメの宿です。

宿坊は1階から3階部分にあり小堀遠州の庭園を望む客室もあります。

普門院の宿泊予約

普門院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山608
0736-56-2224
FAX0736-56-4550
URLhttp://www.fumonin.or.jp/index.html
収容人数個人なら約30名、団体なら約80名
駐車場大型バスなら2台、乗用車なら6台
設備茶室、洋式トイレ、エレベーター

高野山の宿坊ガイド | 蓮華定院の歴史と魅力

蓮華定院の歴史とその魅力

蓮華定院は高野山の山内の中でも「五の室」と呼ばれる地区にあり、特に標高の高い所にあります。

蓮華定院の歴史は今から800年ほど前行勝上人という方が開基したことに始まります。

それから200年ほど時代を下った室町時代には長野県佐久地方の豪族と宿坊の契約を結びます。

その関係から戦国時代には現在大河ドラマが絶賛公開中の真田家との縁ができ真田幸村(信繁)が隠居(軟禁)するに至りました。

蓮華定院は信繁の戦死後も高野山にある真田家の菩提寺として保護されてきました。

現在では、高野山の中でも江戸時代の障壁画を残す数少ない寺院の1つとして、人気を博しています。

高野山蓮華定院『上段の間』
出典:トリップアドバイザー
特に『上段の間』は信繁の滞在した部屋として、数々の遺品とともに保存・公開されています。

さらに魅力的な点として、門構えや敷地内の所々に真田家の六文銭の家紋が描かれている提灯が挙げられます。

真田家ファンの方々には垂涎の宿坊であると言えるでしょう。

蓮華定院の修行体験

蓮華定院の修行体験は瞑想と勤行です。

瞑想は夕方5時半くらいから40分ほど行われ、心の中が空っぽになるという評判です。

また、朝の勤行は6時からで読経が1時間、20分程度法話が行われます。

参加はどちらも自由で追加料金も必要ありません。

他の宿坊では予約の際に参加することを事前に申告することが必要なところもありますので、蓮華定院は幾分か敷居が低いと言えます。

また、外国人観光客のために英語により解説もあり、こちらが大変な好評を博しています。

蓮華定院に泊まろう!

高野山蓮華定院
出典:トリップアドバイザー

蓮華定院の宿坊は現在外国人観光客の方々に大変好評を得ています。

その理由は常駐する修行僧の皆さんが英語の対応可能であることにあります。

また障壁画に加えて境内にある庭園や修行の一環で接待に携わる修行僧の方々の対応も含めて外国人観光客の方々に「想像通りの日本」を提供していることも人気の1つです。

その他に江戸時代から続く庭園があり、こちらは日々修行僧の方々が隅々まできれいに整頓しており、宿泊する観光客に季節の移り変わりを実感させてくれます。

蓮華定院の精進料理は他の寺院と同じく、高野山の名物である胡麻豆腐や高野豆腐を取り入れた豪華な精進料理が提供されます。

また、デザートも寒天(みかん味)を使用したヘルシーなもので、手で果物を向くのが面倒という人には嬉しい一品です。

客室も内側から鍵のかかる仕様になっており、芸術性の高い客室ながらセキュリティーもしっかりしています。

チェックインは午後3時以降、チェックアウトは午後10時になっています。

料金プランも9000円、11000円、13000円、15000円のコースがあり、プラス2000円(税込2160円)で一人で宿泊することも可能です。

料金は、庭園景観の有無にあるようで、お庭が見えないお部屋は9000円、お庭の見えるお部屋の宿泊が11000円、13000円、15000円となっているようです。

最寄りのバス停は「一心口」で下車。金剛峯寺までは徒歩でも10分ほどの所にあります。

ここで気になるのが宿泊の予約方法です。

蓮華定院には基本的にホームページがありません。しかし、予約の受付だけはインターネットの予約サイトに委託しているため、ウェブからの予約が可能になっています。

是非予約はウェブから。

蓮華定院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山700
0120-987-489(無料予約確認専用電話)
0736-56-2233(蓮華定院の代表電話)
FAX
URLhttp://www.yado489.net/r-30wakayama/rengein.html(宿泊予約専用ネットサイト)
収容人数個人約120名・団体約150名
駐車場大型バスなら3台、乗用車なら10台
設備大浴場・洋式トイレあり 茶室使用可能

高野山の宿坊ガイド | 普賢院の歴史と魅力

普賢院の歴史と魅力

普賢院の歴史は今から約800年前力乗上人によって開基されたことに始まります。

本尊は普賢菩薩で弘法大師の十大弟子のひとりである華厳寺道雄の作で点眼(仏像に瞳を入れること)は弘法大師空海であると伝えられています。

境内にある建造物はほとんどが明治の大火の後建立されたものですが、唯一回脚門だけが江戸時代から残る建造物で重要文化財にも指定されています。

しかしこちらも他の建造物群に引けを取らないほど美しく印象的です。

また、魔尼殿は平成11年の仏舎利請来を機に建立されたもので、堂宇内には金剛菩薩・四明妃金剛が安置されています。

さらにこの魔尼殿の地下にはネパールより請来した仏舎利が安置され、仏教の信仰の神髄が伝えられています。

これらの他にも普賢院の境内には江戸時代の有名な俳諧師松尾芭蕉にちなんで建立された芭蕉堂があり、参拝者が自由に投句できる句帳が置かれて「俳句のお寺普賢院」の名物となっています。

普賢院の建造物は前にも御紹介した通り、ほとんどが100年たたないものですが、そこに伝わる文化財の数々はそれらをはるかにしのぐ年月高野山にあるものばかりです。

普賢院の寺宝で現在は霊宝館に収蔵されている「五大力菩薩像」もその一つです。

「五大力菩薩像」は5枚一組の仏画白描図で描かれている菩薩はどれも今にも動き出しそうなほどリアルなタッチで描かれています。
普賢院に来訪したおりには、これらから仏教世界の雰囲気を是非感じ取って帰って下さい。

普賢院の修行体験

普賢院で体験できる修行体験は、写経と阿字観です。

写経は自分で筆や硯を持参しなくても、常設されたものを借りられる(写経料1000円)上予約も必要ありません。

また、写経したお経はお寺の方で奉納してくれます(奉納料1000円)ので、荷物にもなりません。始めて写経を体験される方には丁寧に詳しく写経の方法や意義を説明してくれます。

阿字観では日頃じっくり見ることのできない自分の心の中に仏の心と自分の本当の姿を探す瞑想法です。

雑念を一切立つこの修行は、都会の喧騒に疲れた心と体をリフレッシュさせ、また新た日々への活力を生み出してくれます。

さて、普賢院にはもう一つ体験できる修行があります。

それは、授戒灌頂です。写経や阿字観など一般的な出家していない人たちが体験する修行とは異なるこの修行は、仏様との縁を結び、仏門に下る最初の一歩です。

授戒灌頂では心豊かに他人のために生きることを御仏に誓いを立てます。

阿字観で自分の心の中に仏の心を見つけ、仏とのご縁を感じた方は是非、普賢院で授戒灌頂を行いましょう。

普賢院に泊まろう!

高野山普賢院
出典:トリップアドバイザー

普賢院の宿坊はとにかく贅沢です。

客室はだいたい12畳で窓からは庭園を望むことができ、宿泊料金最低価格のお部屋以外はすべて別々のトイレが設置されています。

また、畳敷きのふすまで区切ったお部屋がほとんどのため個人の観光旅行から団体の合宿まで様々なニーズに応えています。

大浴場はホテル並みの広さで、一度に6人は利用できる規模です。

これに加えて高野槙の浴槽の家族風呂や壺庭付きの小浴室もあります。

脱衣室も大変清潔で、スーパー銭湯のロッカールームを思わせる設備になっています。

宿泊料金は9700円から17000円です。

福智院の宿泊予約

普賢院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山605
0736-56-2131(事務所)
FAX
URLhttp://www.fugen-in.com/
収容人数個人約150名・団体約230名
駐車場大型バスなら3台、乗用車なら10台
設備洋式トイレ エレベーター 研修会場に利用できる施設あり

高野山の宿坊ガイド | 福智院の歴史と魅力

福智院の歴史と魅力

福智院は今から800年ほど前の鎌倉時代に覚印阿闍梨によって開基された寺院です。

江戸時代には現在の滋賀県を治めていた井伊家をはじめ多くの諸大名の信仰を集めたため彼らの遺品などを多く受け継いでおり、中には奈良時代の物もあります。

江戸時代以降現代に至るまでには現代作庭家の大家重森三玲に中庭の策定を依頼し、高野山有数の美しい庭を持つ寺院となった歴史を持っています。

福智院のご本尊は山岳信仰などの守り神である愛染明王像です。

その名の通り恋愛の御利益があるとも最近では言われていますが、もともと愛染明王は福徳円満所願成就のご利益のあると言われています。

是非お参りだけでもお立ち寄りください。

福智院の修行

福智院で体験できる修行体験は写経・写仏・宝来・念珠作りの4種類です。

宝来・念珠作りは他の寺院でも行われていますので、ここでは宝来と念珠作りについてご紹介していきます。

宝来(ほうらい)」はしめ縄のようなもので神棚やお仏壇の神域と日常の場の境を示すべき場所に使います。

例えば神棚の前や仏壇の前、床の間の前に括り付けて使うと言われています。

念珠作りとは基本的に神仏に祈りを捧げる際に手に持つものです。

両方とも日常の世界に返った後も使用できる、宗教法具ですので、この機会に是非製作してみて下さい。

福智院に泊まろう!

高野山福智院温泉
出典:トリップアドバイザー

福智院の宿坊は、大変魅力的です。その理由の1つが高野山唯一の天然温泉による様々な湯船の温泉があることです。

お風呂の種類だけで4湯類もあり、宿坊だというの家族風呂の用意まであります。

家族風呂以外のお風呂は24時間入浴できるという風呂好きにはたまらないサービスです。

3つの大浴場にはそれぞれ名前が付けられており、桃源の湯船は全て高野槙によって作られています。

天女の湯船は露天風呂が岩風呂で内風呂は総高野槙造になっています。

さいごの1つは浴場に畳の敷かれた畳の湯で、井草の香りが体をリラックスさせてくれます。

ちなみに家族風呂には介護用品の準備がありますので、体の不自由な方の入浴に御利用下さい。

福智院の宿坊の客室はどこも基本的な和風のお部屋ですが、一部トイレ付きの和室トイレもあり、お風呂同様動作が制限される高齢者や障害者の宿泊が可能なところもあります。

どの部屋からも昭和の作庭家重森三玲氏の作庭した自慢のお庭を望むことができ高野山観光の気分を盛り上げてくれます。

提供される精進料理は三の膳で、冬の時期はなべ物の提供もあります。

福智院にはこの他にも、100畳の大広間や大広間と同じ広さにパイプ椅子と長机のある会議室と寺宝を展示するスペース、コーヒーコーナーがあります。

予約はホームページより可能で、昼食のみのサービスの提供も行っています。

予約システムはホテル並みでキャンセル料まで明記されています。

福智院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山657
0736-56-2021
FAX
URLhttp://fukuchiin.com/
収容人数最大250名、個人約180名
駐車場普通車25台、バスなら7台
設備浴場にサウナあり 湯上り処あり 洋式トイレ

高野山の宿坊ガイド | 南院の歴史と魅力

南院の歴史と魅力

南院は奈良にある東大寺の「南院」に住んでいた子島真興僧都が建立した寺院です。

その歴史は古く、弘法大師空海が高野山を開山された時までさかのぼります。

南院のご本尊である波切不動明王は空海が唐に修行に行っていた先で創ったもので、空海が唐から日本に戻る際、玄界灘の荒ぶる海をこの仏像が治めたという逸話が残っているほど力の強いものと言われています。

さらにこのご本尊は平安時代に東大寺の南院から移されたと伝えられていますので、今から1000年前に南院も存在したと思われています。

その後ご本尊は、山外不出の秘仏とされ毎年6月28日のみ御開帳される習慣になっています。

寺院の建物は近代的な設備が揃っており、古めかしい雰囲気はありませんが、境内で天高く伸びている高野槙は樹齢500年、朴の木は樹齢300年と伝えられているので歴史があることに間違いはないでしょう。

ちなみに境内には昭和63年に奉納された仏舎利があります。これはスリランカのシロガマ・ヴィマーラ大僧正が南院で修行をしたご縁で建立されたものです。

仏舎利は2階構造になっており弥勒菩薩を中心に様々な仏教や山岳信仰の神々が描かれています。

南院の年中行事

南院の浪切不動明王
出典:2016年6月28日放送「所さんのニッポンの出番!」より

南院の年中行事の中で特に注目したいのが先に紹介した秘仏である波切不動明王を御開帳する6月28日です。

高野山の中でも秘仏は沢山ありますが、この波切不動明王は空海自ら唐の国で彫って無事日本に着くことができた高野山全体の守り本尊です。

空海の生きた時代唐へ密入国するということはまさに命がけでした。

荒波すさぶ玄界灘を越えることができる船は神に守られた船だけであると言われるほど、貿易や外交は特別なことでした。

その頃安全な装備もないまま唐の国にたどり着き戻ってきたことは奇跡に近いと言えるでしょう。

歴史にもしもはありませんが、もしも空海が日本に帰ってこなければ高野山も教王護国寺も存在したかどうかわかりません。

そう言う意味で6月28日の御開帳は注目すべき年中行事の日と言えます。

南院に泊まろう!

南院の宿坊は6000坪の広大な敷地の中に2000坪の客殿が設置され、営業しています。

宿泊料金は一泊2食付きで9500円から13000円、昼食のみの利用は1000円から5000円の予算となっています。

チェックインは午後3時から、チェックアウトは午前10時とまるでホテルのような仕様になっています。

客室からは南院自慢の庭を見ることができるようです。また宿泊者限定で写経も体験できます。(要予約、別途1500円必要)

提供されるお食事は、三の膳の精進料理で他の宿坊同様、追加料金を払えばお酒などの飲料を嗜むこともできます。

大浴場は樹齢500年の高野槙を使っており、大変贅沢な造りとなっています。

高野山にある宿坊の中でも高い位置にあり朝早起きすれば朝日に輝く高野山の寺院の美しい眺めを見ることができるかもしれません。

南院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山680
0736-56-2534
FAX
URLhttp://www.sea.sannet.ne.jp/namikiri-nanin/index.html
収容人数100名
駐車場大型バスなら5台、乗用車なら30台
設備大広間(大会場)車椅子用トイレ 茶室 大浴場 高野山関連書籍閲覧室 公衆電話車椅子貸し出し

高野山の宿坊ガイド | 宝城院の歴史と魅力

宝城院の歴史と魅力

宝城院は今から約900年前、平安時代の終わりごろに権力を持っていた後白河法皇が高野山にお参りに来た時に建立された寺院です。

現在では元閑院宮家の御菩提所で、現在も重要文化財にして秘仏とされる弁財天を所蔵しています。

先に御紹介した閑院宮家は江戸時代に創設された宮家であったため、宝城院には宮家の方が使われた籠や建具などが収蔵されています。

宝城院の修行体験

宝城院で体験できる修行体験は写経です。

修行体験に写経体験を取り入れる宿坊が高野山には他にもありますが、こちらの写経は、「心の写経」を体験できるようです。

静けさの中自分自身と向き合うことのできる「心の写経」が体験できるのはおそらくこちらだけでしょう。是非じっくり体験してみて下さい。

宝城院に泊まろう!

宝城院の宿坊は、高野山有数の近代的な宿坊です。

客室はすべて個室の冷暖房完備でエレベーターやスロープまで敷設されています。

1度に30名が利用できる大浴場の他に一回り狭い広さの中浴場も完備されています。

客室は様々なタイプがありますが、おひとり様の予算はだいたい9450円から15750円と高野山の中でも比較的安価です。

お食事もすべて部屋食になりますので、足の不自由な方には大変うれしい宿坊になっています。

また、一部の客室からは高野山の観光名所根本大塔のライトアップも見ることができ、眺めも最高です。眺めと言えば、客室までの外廊下からは季節の移ろいを感じる宝城院自慢の庭園も眺めることができます。

宝城院の宿坊で提供される精進料理はプランによってお料理の量が三の膳から一の膳まで替えられています。

予算によって対応すると言う細やかな気配りですので、宿坊に宿泊される際には事前に御相談されてから予約を取ると良いかもしれません。

なお、団体の予約の対応用として、120畳の畳敷きに舞台のついた大広間と100畳の畳敷きに同じく舞台が付いた部屋、50畳が2部屋と椅子式の会議室(150人定員)も備えてありますので、合宿や研修の場ととしても御利用が可能です。

宝城院の宿坊の予約は基本的に電話での対応です。ホームページの方にも料金しか掲載されておりませんし、リンクはあるものの宿泊予約のページに飛ぶこともできません(平成28年5月12日時点)。御利用の際には、下の電話番号までお問い合わせされることをおすすめします。

宝城院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山156
0736-56-2431
FAX
URLhttp://hojo-in.com/index.html
収容人数個人約60名・団体約150名
駐車場バスなら5台、乗用車なら20台
設備洋式トイレ 大広間 会議室

高野山の宿坊ガイド | 西禅院の歴史と魅力

西禅院の歴史

西禅院は浄土真宗の開祖である親鸞聖人が修行された古跡坊で、親鸞聖人が自作された尊象(ゾウの置物)がされた寺院です。

寺院内の美しく仏教色の強い欄間や庭園は戦後建立されたものばかりで、色鮮やかに寺院内を飾ります。

そうかと思えば、仏教寺院然とした静かな雰囲気と寺院内の障壁画が約800年以上続く修行場と寺院の歴史を参拝者に伝えています。

西禅院のみどころ

西禅院のみどころはやはり、庭園と障壁画です。

西禅院の障壁画は江戸時代に仙台藩の御用絵師を務めた菊田伊州の作です。

菊田伊州は江戸時代の中ごろから後期(今から200年ほど前)にわたって活躍した絵師で狩野派に師事しながら同時代に生きた谷文晁などの絵の表現技法の影響もうけた絵師です。

高野山の他の寺院にも菊田伊州の障壁画はありますが、どれも伝統的な狩野派の絵画を踏襲した作品となっており、昨日ここで菊田伊州が描いたような作品ばかりです。

高野山西禅院庭園
出典:トリップアドバイザー
また、西禅院の庭園は昭和を代表する庭園家である重盛三玲が製作した庭園です。

重盛三玲はいわゆる文化人で、戦前、戦後、戦中において日本画・生け花・茶道を研究した後独学で庭園作りを学んだ人物です。

庭園の代表作に京都にある大徳寺山内瑞奉院庭園、松尾大社庭園が挙げられるほか重森三玲庭園美術館(重森三玲邸書院・庭園)があります。

高野山にもいくつか重森三玲の作庭した庭園はありますが、もっとたくさん見たいという方はこちらにも足をお運びください。

最後に挙げたい西禅院のみどころが、本堂です。

本堂の天井一面につるされた照明や勤行を始め様々な行事を行う仏前は様々な仏教音楽を奏でるに必要な楽器があります。

特に照明器具はいくつもの形の違う行灯やちょうちん状のものがあり、夜見ることができれば大変神秘的な光景が目の前に広がります。

西禅院に泊まろう!

西禅院の宿坊はホスピタリティーを心がけた、先進的な宿坊です。

大小30余りの客室があります。この客室からは西禅院のみどころの1つである庭園を望むことができることに加え、隣にある高野山の観光名所壇上伽藍の景色を望めます。

大浴場は最大4人利用できる大きな湯船と一人ずつに仕切られた洗い場はまさに小さなホテルと同じで快適に過ごすことができます。

西禅院の宿泊予約は基本的にインターネットより行えます。

高野山観光に便利なレンタサイクルのついたプランやお坊さんの観光案内が付いたプランもあり始めて高野山に行くため右も左も分からないという方にはおススメの宿坊です。

料金設定は1室に泊まる人数が多ければ多いほど安くなる設定で10000円から90000円まで様々ですが、先に御紹介した特別なプランでなければ、だいたい1人1泊2食で11800円が相場となっています。

西禅院の宿泊予約

西禅院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山154
0736-56-2411
FAX
URLhttp://www.koya.or.jp/index.html
収容人数個人約50人・団体60名
駐車場バスなら2台、乗用車なら10台
設備茶室 洋室トイレ インターネット(WIFI)

高野山の宿坊ガイド | 親王院の歴史と魅力

親王院の歴史とその魅力

親王院は今から1200年前に嵯峨天皇の皇太子となった真如親王が開基したと伝えられる寺院です。

真如親王は空海の十人弟子の一人として知られる高僧で、空海の死滅した際には遺骸の埋葬にも立ち会ったと言われる人物です。

また、空海の生前には彼の姿を絵にしたというエピソードも残っており、空海に近く画力もあったことが伝えられています。

そのエピソードを証明するのが現在、壇上伽藍の御影堂に祀られた空海像です。

通常見ることは叶いませんが、毎年旧暦の3月21日に行われる御逮夜法会(おたいやほうえ)の跡には見ることができますので、是非その姿を拝みにいってください。

また、当時を物語る資料として、毘沙門天像(弘仁時代)と金剛阿弥陀如来像(白鳳時代)が所蔵されています。

さらに江戸時代になると仙台藩御用絵師であった狩野派の絵師、菊田伊州らによって障壁画を手掛けた歴史があり、170年以上そのままの形で保存されています。

本堂は今から約350年前の蔵造りで、燈明の明かりだけが点っています。ご本尊は重要文化財にも指定されている不動明王です。

親王院の宿坊に泊まろう!

高野山親王院
出典:トリップアドバイザー
親王院の宿坊の情報はネット上には殆ど公開されていません。

わずかに、収容人数が12名から30名であることと、白砂の枯山水を思わせる庭園があること以外は公開されていません。

体験できる修行体験、駐車場の有無もないようです。

ご宿泊の際には下記の連絡先までお電話する方法が一番早い予約の方法です。

親王院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山144
0736-56-2227
FAX
URLhttp://shinnoin.deca.jp/
収容人数個人約12名・団体約30名
駐車場-
設備本堂・庭園

高野山の宿坊ガイド | 総持院の歴史と魅力

総寺院のみどころ

総寺院は今から1000年前に行恵総寺坊によって開基されました。

代々名家の菩提寺として役割を果たし、細川家、相良家、土方家、亀井家、伊達石見守家などが代々の先祖を預けています。

また、檀縁の地も多く、江戸・大坂・京都・愛知・九州にまで広がり、お盆の時期の回向供養の巡回地には行恵総寺坊の出生した奈良、大阪を廻ります。

豪華な庭園と障壁画の大広間が総寺院のみどころで、特に桜の間・方丈の間は囲碁の歴史的一戦の舞台となりました。

昭和21年 囲碁タイトル本因坊継承戦 桜の間
平成16年 張栩本因坊対依田挑戦者戦 方丈の間

また平成21年に金剛峯寺で行われた将棋名人戦の澱には対戦される羽生善治名人、郷田真隆挑戦者、内藤國雄九段が宿泊されました。

また、総寺院では盛んに宗教行事が行われています。

多くは高野山全体の行事でもありますが、9月26日の水子供養会はこの寺院だけの行事のようです。

水子供養会は、幼くして亡くなってしまった子供を供養する会で、心の痛みを抱える親御さんが集まります。境内には立派な水子地蔵が建立され住職始め総寺院のお坊さん全員で供養が行われます。

総寺院の修行体験

総寺院で体験できる修行は勤行、写経・写仏です。

勤行は宿坊に宿泊された方向けの修行で、早朝早起きをしてお堂で体験するこの修行はいつもと違う清々しく、緊張した一日を迎えるのに最適です。

また写経や写仏は心静かに集中することが求められますので、通常の生活の中では身につけることができない集中力を身につけることができます。

これを気に書道の趣味を始めるのもいいかもしれません。なお、このふたつの修行体験の他に宿坊にお泊りの方限定で小坊主の一日を体験することもできます。

是非、他とは違う体験がなさりたい方は総寺院にご宿泊ください。

総寺院に泊まってみよう!

高野山総持院客室よりの眺め
出典:トリップアドバイザー
総寺院は金剛峯寺の西側にあります。

高野山観光には絶好の立地にあり、庭園と客室が自慢の宿坊です。

多くの客室(冷暖房完備)は本堂の2階のスペースにありますが、羽生名人たちが泊まった方丈の間、桜の間、中書院の部屋は本堂と同じ1階にあり、お部屋からはまじかに隨縁庭の景色をお楽しみいただけます。

5月以降の時期に限っては樹齢1000年以上の白藤が鮮やかに庭を飾ります。

宿泊予約は「じゃらん」に委託しており、宿泊価格は最低11000円以上、最高30000円弱になります。

お寺の宿坊には珍しく、早期予約割引のプランもありますので、宿泊の予定が早めにわかっている方はお得に宿坊にお泊り戴けます。

館内はすべてバリアフリーでエレベータも設置されています。

総寺院の精進料理は月替わりのメニューです。季節によって異なるこの精進料理は総寺院だけでなく高野山全体の名物でもありますが、八寸に使われる食材、仕様は各宿坊や料亭で異なります。また、料金によっても内容は変わりますので、ぜひ食べ比べてみて下さい。

総寺院の宿坊には他にも、隨縁庭を望む談話室、2階の宿坊スペース近くにある沐浴場があります。

総持院の宿泊予約

高野山総持院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山143
0736-56-2111
FAX
URLhttp://www.soujiin.or.jp/index.html
収容人数全14室 60名
駐車場乗用車10台、電気自動車の充電設備あり
設備洋式トイレ、エレベーター、冷暖房

高野山の宿坊ガイド | 天徳院の歴史と魅力

高野山天徳院の歴史と魅力

天徳院は今から400年ほど前に建立されました。北陸地方の銘菓である前田家に嫁いだ、徳川家康の孫である珠姫の菩提寺として建てられ、珠姫の奇妙から天徳院と言う寺名を頂き今日まで続いています。

玉姫の菩提寺として建立された天徳院ですが、江戸時代中期に起きた有名な事件赤穂浪士の討ち入りの原因となった浅野内匠頭長矩と彼を慕って吉良上野ノ介を討ち取った赤穂四十七士も祀られています。

天徳院の庭園は創建と同じ400年前に当時の名作庭家小堀遠州の作と伝えられています。玉姫の墓地を荘厳するために作られました。

その面積、なんと約1660㎡もあり、高野山山内で唯一名勝・重要文化財に指定されています。

庭園の形式は池泉式庭園で珠姫の墓からよく見える所に大きな池があり、その中に長寿の象徴である鶴(島)と亀(島)と名付けられた島が作られています。

春の桜とツツジ、夏の菖蒲、秋のもみじ、冬の雪景色が美しい庭として知られており、これらの景色は別殿、客殿、書院から見ることができます。

この庭は天徳院の敷地内にある山(丘のようなもの)を利用して作られており、その山の中腹には江戸時代に作庭されてからずっと置かれている燈篭があります。

この燈篭は現世から来世へ、最終的に浄土の世界へと昇って行く仏教の修行の道しるべを意味しているそうです。

高野山天徳院の仏教寺院としての魅力

天徳院は高野山の中でも金剛峯寺の目の前にあり、隣には高野山の誇る学府、高野山大学があります。

宿坊としての魅力も大いに素晴らしいのですが、ここでは天徳院のお寺としての魅力を御紹介していきたいと思います。

天徳院のご本尊は今から1000年ほど前に制作されたと伝えられている「山越の阿弥陀如来」です。

これは仏像ではなく阿弥陀如来が天から沢山の従者を連れて下界の亡くなった人の魂を迎えに来ると言う題材で描かれた掛け軸です。

この他に、見返阿弥陀立像・第十一 羅怙羅尊者・珠姫様お手作り紙雛人形が寺宝として伝えられています。

また、天徳院のお寺の建物は今から250年ほど前のものですが、当時なんと70日間の突貫工事で前田家の帰依によって建てられ現在まで続いています。

ちなみに天徳院は現在の寺院の前の建物を火災で焼失しており、この時焼け残ったのが現在の山門になります。

山門は開基当時明から招いた高僧黄檗宗五代管長高泉和尚の影響によって明朝式で作られています。

明の建築と日本の寺院建築のなかなか見ることのできないコラボレーションを見たい方は是非足をお運びください。

高野山天徳院に泊まってみよう!

天徳院の宿坊の魅力でまず挙げなければならないのが客室です。

客室は総檜造りの書院風で、全室暖房が完備されアメニティーも普通の宿泊施設と同じように用意されています。

そのお部屋の外には重要文化財の庭園の景色が広がり、とにかく贅沢の一言に尽きます。

お風呂は大浴場の設備があり、旅の疲れを癒すことができます。

提供されるお食事はもちろん精進料理ですが、個人で宿泊場合は全て客室に運んでいただけますので、素晴らしい設えの客室と庭園の風景に囲まれて美味しい精進料理に舌鼓を打ってお召し上がりいただけます。

ホームページには宿泊料金の表示がないのですが、金剛峯寺の目の前にある宿坊と言うことで徒歩5分の圏内にコンビニ、お土産物店、郵便局、薬局があり、高野山一宿泊、観光に仕える宿坊であると言えるでしょう。

この宿坊では、宿泊の際に予約すると写経体験朝の勤行に参加することができます。

宿泊したら是非参加してみましょう。

天徳院の宿泊予約

高野山天徳院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山370
0736-56-2714
FAX
URLhttp://www.h3.dion.ne.jp/~tentoku/info.htm
http://tentokuin.arunke.biz
収容人数個人、団体共に約200人
駐車場乗用車20台
設備茶室 洋式トイレあり

高野山の宿坊ガイド | 常喜院の歴史と魅力

高野山常喜院の歴史と魅力

常喜院は平安時代の終わりごろ、心覚阿闍梨という高僧が再興した寺院です。

開基は道光大師実恵と言うお坊さんであったと言い伝えられています。

江戸時代の終わりごろ大火によって焼失してしまい、現在見ることのできる寺院建築は明治時代に復興した時のものです。

ご本尊は地蔵菩薩ですが、中興の祖である心覚阿闍梨が作られた不動明王像、お寺と所以のある戦国武将黒田長政の寄進した大威徳像、弊振不動明王をお祀りしています。

黒田長政の他にも所縁のある武家は多く日向国の城主伊藤家、近江国の朽木家の菩提寺にもなっています。

高野山常喜院赤地蔵
出典:トリップアドバイザー
常喜院の最大の特徴は、ご本尊である地蔵菩薩の色が赤と言うことです。

この恵宝地蔵尊は愛称を赤地蔵、紅箔地蔵などと言い福徳と財福の御利益があるとされています。

しかし、気を付けなければならないのがそのお参りの意味です。

恵宝地蔵尊は、命ある者全てに恵みを与えると云うお地蔵さまです。

そのためお参りする人の心も自分のためだけに祈るのではなく自分も含めた自分の大切な人や自分を大切にしてくれる人の幸せも一緒にお願いすることで、その願いは報われます。

是非、大切な人達の顔を思い浮かべてお参りしてみて下さい。

この他にも常喜院には、自分の体の悪い所をたわしでさすりそのたわしでお地蔵様をさするとお地蔵さまが身代わりになってくれるというさすり地蔵、1つの願いを一身に念ずれば成就させてくるという一願地蔵やそっと悩みを打ち明けるとその悩みを解決してくれるという聞き耳地蔵、お参りすれば飲食安楽・食事に関する苦悩を取り除いてくれると言われている招社羅大将(しょうだら)、水をかけてお願いをすると苦難を退け御利益を頂けるという水かけ不動尊がいます。

是非、どうにもならないお悩みをお持ちの方はこちらにお参りし、仏様の幸せパワーをチャージして下さい。

高野山常喜院の修行体験

常喜院の修行体験は写経、瞑想、下座行の3つです。

写経は、他の寺院の修行体験と同じく般若心境を筆で書き写し、仏との接点を見つけ心穏やかに作業することで集中力を付けることができます。

また、瞑想は他の寺院の阿字観同じですが、こちらは坐禅までくむことを強制せず正座の姿勢で行われています。

下座行は境内の掃除のことで、境内を掃除する事で己の心を磨きます。

この他「心の修行体験」と言うことで1泊2日の期間僧侶の日常生活の一部を体験することができます。

15歳以上の大人のみの受付となっていますので、ご家族で体験される際はお気を付けください。

高野山常喜院に泊まろう

常喜院の宿坊は大変豪華な客室ばかりです。

すぐ目の前に寺院自慢の中庭のきちんと整備された中庭が広がるお部屋や金の床の間のある客室など9室があり予算はだいたい1泊2食なら11880円から20520円、素泊まりなら8100円です。

お風呂は客室とは別棟に大浴場があり客室にはありません。大浴場にはボディーソープなどの備品もそろっています。

お食事はもちろん精進料理が提供されますが、量的にはかなり少なめで内容も品数もいわゆる「精進料理」そのものです。

団体の受け入れも行っており、大広間は研修や会議にも使えるようです。

常喜院の宿泊予約

高野山常喜院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山365
0736-56-2321
FAX
URLhttp://www.jo-kiin.com/
収容人数個人約60名・団体約80名
駐車場乗用車10台
設備洋式トイレあり

高野山の宿坊ガイド | 宝亀院の歴史と魅力

高野山宝亀院の歴史と魅力

高野山宝亀院は今から1100年ほど間に建てられた真言宗の寺院です。

高野山を開山した空海がなくなったのち86年が経ったある日、その時の天皇であった醍醐天皇の夢枕に空海が立って「高野山 むすぶ庵に 袖朽ちて 苔の下にぞ 有明の月」という和歌を呼んで消えて行ったと云う言い伝えがあり、その姿があまりにもみすぼらしかったため、空海の神力と高野山への信仰が落ちてきていることを感じたそうです。

そこで、信心深かった醍醐天皇は空海に「弘法大師」の大師号を送り、毎年空海の亡くなった3月21日には新しい衣を空海の霊廟へお供えするように観賢僧正に申し渡しました。そこで開基されたのが、宝亀院です。

高野山宝亀院
出典:トリップアドバイザー
宝亀院は、昭和7(1932)年に大阪・神戸・京都の3つの新聞社が主催して公募した「新西国霊場」の1つにも数えられている長い人気を誇るお寺です。

近畿二府四県(大阪・和歌山・奈良・京都・滋賀・兵庫)の寺院の中から、わが国仏教の始祖聖徳太子の”和の道”と、平和な世界建設を基調に、信仰と健全な探勝行楽を兼ねる巡拝コースを募集して挙げられた「新西国霊場」の寺院は宝亀院の他にもいくつかあり、その辞意を巡るのも高野山観光の方法の1つでしょう。

宝亀院の魅力はこれだけにとどまりません境内にはこの寺院を開基した観賢僧正の掘られた「飲めば胃腸に良く、浴びれば皮膚に良い」と言われる井戸水やご本尊の十一面観音菩薩立像があります。

高野山宝亀院の行事

高野山宝亀院の行事と言えば、開基の由来ともなったお衣替の行事(3月17日)が有名です。

毎年3月21日に大師御廟前にお供えする衣を井戸水から汲んだ水で染めるというもので、この行事に由来して、宝亀院の別名が「御衣寺」となったそうです。

高野山宝亀院の宿坊に泊まろう!

宝亀院の宿坊はとにかく魅力的です。

門を入って目の前に現れる金堂は決して豪華な建物ではありませんが、中を見学してみると歴史上の名だたる日本画の絵師の作である障壁画に囲まれて過ごすことができます。

また数多くの重要文化財も所蔵していますので、是非寺院の中を巡って数々のお宝を見学して過ごしてみて下さい。

料金などの詳細は公開されていませんので、お泊りの際には宝亀院までお問わせされることをおすすめします。

高野山宝亀院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町294
073-656-2018
FAX
URL
収容人数個人約50人・団体約100人
駐車場大型バスなら4台、乗用車なら20台
設備本堂の他御衣替えの儀式で使用する作業小屋と庭園がある。寺院内に洋式トイレあり、百畳敷きの道場もあるため合気道、柔道などの合宿にも対応可能

高野山の宿坊ガイド | 遍照尊院の歴史と魅力

高野山遍照尊院の歴史と魅力

遍照尊院は弘法大師空海が高野山を開山する際に、修行した8カ所(聖地)のうちの1つである、「遍照ヶ峰」の「遍照ヶ岡」にあります。

空海がここで修行していた際不思議な光に包まれて、秘術を体得したという伝説に由来して名付けられたこの遍照尊院は両界大日如来をご本尊として高野山が開山された1300年の歴史があると言われています。

江戸時代には東北の名家津軽家との檀縁が深く、これによりもたらされた多くの歴史的に貴重な資料を所有しています。

現在目にすることができる寺院建築は、昭和9(1934)年に再興されたものです。

聖地にあるということから多くの信仰を集めてきたこの寺院には本当に広々とした現代的な施設が沢山あり、それこそホテルを思わせる雰囲気が漂っています。

高野山遍照尊院の修行体験

遍照尊院では修行の日帰り体験を受け入れています。

いくつかのメニューを組み合わせて様々なニーズに対応できるシステムとなっています。

写経は般若心経のお経を書き写し、読み上げることによって悟りの道を目指す修行です。

所要時間はだいたい1時間で、料金は1000円です。

御砂踏みは、四国霊場八十八ヶ所めぐりの際に体験する修行です。

しかしこちらでは西国から取り寄せた八十八ヶ所の御砂を踏むことによって同じ御利益を得ることができるそうです。

こちらは無料で体験することができます。

この他に宿坊に宿泊すると無料になる法話修行(30分5000円から)や本格的な修行に入る前に行うとされる授戒(30分500円)、弘法大師空海と結縁を結ぶ密教儀礼として結縁灌頂(1時間3000円5月3日~5日、10月1日~3日実施)を体験することができます。

これを機に密教に入門し悟りの道に進むきっかけをつかむのもいいかもしれません。
※現在阿字観は休止中とのことです。

高野山遍照尊院に泊まろう!

遍照尊院の境内はとにかく広大です。

寺として大事な本堂と観光客を受け入れる宿坊は離され、宿坊の真ん中には庭園が広がり、枯山水の景色が周囲の自然を借景に季節を映しています。

篤い信仰を集めているからこそできる、寺院建築と言えるでしょう。

また精進料理も懐石料理のような形式で提供され、料理ひとつひとつとそれが盛られた器ひとつひとつを相互に楽しみながらお食事がいただけます。

高野山名物ごま豆腐はもちろんのことお麩で作られている高野しぐれ、高野豆腐は格別です。

また八寸はその季節ごとに内容が変えられる心遣いが見受けられます。

さらに昼食のみの利用も受け入れており、2000円から6000円まで4つのコースからお選びいただけます。

もちろん、お酒も戴けます。夏季限定で生ビールの中ジョッキの販売もあります。

さらに、遍照尊院のお風呂は一度に50人もの利用客が入浴できる広さの浴室が2つ(男女1つずつ)1回は古代檜、2階は高野槙の浴槽で、湯船からは外の自然の景色を見ることができ、ちょっとした露天風呂気分もお楽しみ頂けます。

この他に放送設備完備の180畳の舞台付き大広間や洋風の雰囲気のある休憩所や喫茶コーナーや高野山名物を取りそろえた売店もあります。

利用すれば必ず宿坊のイメージが変わります。

遍照尊院の宿泊予約

高野山遍照尊院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山303
0736-56-2434
FAX0736-56-3641
URLhttp://www.henson583.com/index.html
収容人数個人約80名 団体約160名
駐車場大型バスなら6台、乗用車なら15台
設備本堂の他に庭園・喫茶室・売店・自動販売機・催し物会場・休憩室あり洋式トイレ設備あり

高野山の宿坊ガイド | 桜池院の歴史と魅力

高野山桜池院の歴史と魅力

高野山桜池院(ようちいん)は平安時代末期に白河天皇の第4皇子である覚法親王が開基した寺院です。

現在も1000年前の建物が現存しており、多くの学僧が学んでいます。

桜池院の名前は鎌倉時代に御嵯峨天皇が御幸で高野山を訪れた際、この寺院(当時は光恩寺養智院)の池のほとりで「桜咲く木の間もれ来る月影に心も澄める庭の池水」の歌から改名されたものです。

高野山の多くの寺院と同じく桜池院でも広々とした客室に泊まり、贅沢な精進料理を頂くことが可能です。

また、般若湯と呼ばれるお酒やビールも自由にいただけますが、この桜池院の修行体験は夕食の後に行われますので、お気を付けください。

さて、その精進料理も大変豪華なもので、季節ごとに食材を帰るというこだわりから春夏秋冬いつ行っても同じものが出てくることはありません。

桜池院のご本尊は阿弥陀如来像ですが本堂には他にも袈迦供養の際に守り神となる十一面観音、大日如来の化身である不動明王像、秘仏とされている勝負事の神様毘沙門天像もあります。

桜池院にはもう一つ管理する寺院があります。それが成慶院です。

成慶院は行意律師が開基された寺院で、戦国時代に甲斐源氏ゆかりの寺として確立しました。

そのため、有名な戦国武将武田信玄朋子の頃から宿坊の契約を結び高野山における武田家の菩提寺となっています。

そのため武田信玄ゆかりの歴史上重要な資料を多く所蔵しております。

このことから江戸時代には信濃国、上総国の武将や陸奥国会津藩保科氏など、江戸時代に活躍した武家の家と師檀関係にもありました。

境内には武田信玄の墓所もあり武将ファンの人気のスポットにもなっています。

神社やお寺のこと分からないという方々にもおススメできる宿坊です。

高野山桜池院の修行

桜池院で体験できる修行は写経と写仏の2種類です。

写経は般若心経一巻を書き写すものです。般若心経は真言宗のお経の中で最もメジャーなものですが、心を込めて写経をすれば心身ともに健康になると言われています。

また、写仏は仏様の姿の下絵に沿って描く修行で、途方もなく細かい仏画を映すことによって写経とはまた違う感覚を味わうことができます。

両方とも宿泊の際に要予約の上、1000円ずつ納めます。

これらに使う道具類は全て寺院で貸し出ししていますので、予約さえしていけば何の用意が無くても体験できます。

是非体験して下さい。

高野山桜池院の宿坊に泊まろう!

桜池院の宿坊は、他の宿坊に見劣りしないほど豪華な精進料理が提供されます。

しかし、そもそも精進料理とはどんなお料理なのでしょうか?

そこで桜池院のホームページを見てみると、料理の一例と共に精進料理について詳しく書かれていました。

それによると精進料理には人間が感じる五味(辛み・酸味・甘み・苦み・塩味)に淡みを合わせた六みを味わうことのできる料理とのことでした。

これだけ沢山の味覚を味わえる料理は世界にもそう沢山はありません。

是非じっくり味わって食事をお楽しみください。

さて、宿坊に宿泊する人の楽しみの1つに、身の回りの世話をしてくれる修行僧の皆さんの姿を見るという楽しみ方があります。

感謝の気持ちを持って過ごし、仏の道の厳しさを少しでも感じ取れれば、高野山の旅行は十分満喫したと言って良いでしょう。

桜池院の宿泊予約

高野山桜池院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山293
0736-56-2003
FAX0736-56-3628
URLhttp://www.yochiin.com/index.html
収容人数個室20室 個人70名・団体120名
駐車場大型バスなら2台、乗用車なら5台
設備本堂の他庭園と洋式トイレあり 尚、成慶院には別に修行の施設あり

高野山の宿坊ガイド | 西南院の歴史と魅力

高野山西南院の歴史と魅力

西南院は今から1200年前、空海の弟子の中でも特に優秀であった真然大徳によって開基された寺院です。

この西南院はその名の通り金剛峯寺の西南の方向にある寺院です。

西南と言うのは昔、裏鬼門(鬼門…現在の方位にして北東の方角のことで災いが来る方角であると言われた方位。裏鬼門もそれと同じく、信心を怠ったり、悪い気を払ったりしないと五穀豊穣、国家安寧に災厄が訪れると言われ、京都・東京の街、昔から続く城下町などでは神力や仏法によって災いが入ってこないように街づくりをしました。)と言われた方角であったため金剛峯寺を守る意味で真然大徳を密かにお祀りしました。

平安時代末期に鳥羽法皇がお参りされて以降は霊験あらたかな寺院であると評判となり現在の大分県・岡山県・淡路島・埼玉県の諸大名の参詣の場となりました。

西南院のご本尊は重要文化財にも指定された大日如来で、1990年代から2009年まで霊宝館で展示されていましたが、現在は西南院の本堂に戻っています。是非、本来のお姿の大日如来像にお参り下さい。

さらに西南院の魅力はこれだけではありません。

西南院の迎門には二体の獏の彫刻があります。

獏は本物の獏が日本に来るまで、人間が見る悪夢を代わりに食べてくれるという伝説上の生き物として知られていました。

奏上の獏は象のような鼻を持ち目はサイのように小さく鋭く、尾っぽは牛のようで脚はとら、体系はクマに似ていると考えられていました。そのため西南院は悪夢退散・吉夢招来の寺としても有名です。

またこの獏たちは、可愛いマスコットキャラクター「バックンとクーチャン」として生まれ変わりました。この愛らしさも西南院の魅力と言えるでしょう。

西南院では毎年10月17日に西南院の向かいにある秡川弁財天の大祭の際に法楽と餅まきを行っています。

高野山西南院に泊まろう

西南院は宿坊のサービスも行っています。

美しい庭園と豪華な精進料理が特徴のこの宿坊では写経体験をすることができるほか、高野山の寺院巡りで便利なレンタサイクルのサービスも行っています。

客室の中には庭園が正面に見えるお部屋も有り、日本情緒を満喫したい外国人旅行客の方々にはおススメです。また、各客室には見事な床の間があり、それにふさわしい書道の一服が展示されています。

また、宿坊のイメージとしてありがちな暗い客室はなく全室オシャレな蛍光灯が設置されています。

この宿坊自慢のお料理は、料金プランによってそのグレードが変わるものの見目美しい食器類に心づくしのお料理が盛られて提供されます。

この他に、温泉旅館も顔負けの清潔感のある活性石の大浴場と自動販売機のある洋風の休憩コーナーもあります。

西南院の宿坊予約

高野山西南院の基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山249
0736-56-2421
FAX0736-56-4635
URLhttp://sainanin.com/
収容人数個室39室 個人約100人、団体約130名
駐車場大型バスなら5台 乗用車なら20台
設備庭園と本堂の他共同の洋式トイレと茶室もあります。

高野山の宿坊ガイド | 西門院の歴史と魅力

高野山西門院の歴史と魅力

西門院は平安時代半ばに教懐上人によって開基された寺院です。

鎌倉時代に御堀川天皇妃の号を賜り西門院となりました。

戦国時代(安土桃山時代)には豊臣秀吉の支援を受けて京都の方小路の大仏殿や石山の観音堂の造営に参加し、その功績を大きく評価されました。

その評価から安房の清澄寺・上総の鹿野山神野寺を所管とする上総の国、安房の国(両方とも現在の千葉県)の所縁のお寺として栄えました。

西門院の魅力で特筆すべきは、庭園と本堂です。

西門院の庭園には樹齢200年の高野槙の大樹があります。

また、周辺の池の周りには梅雨の時期になると天然記念物のモリアオガエルを見ることができます。

春は桜と高山植物の石楠花(しゃくなげ)の他ツツジが咲き誇り秋には紅葉が美しい景色を見せます。

本堂では高名な平安時代の僧侶である源信僧都の作ったと伝えられる阿弥陀如来像と修験道の開祖役小角(えんのおずぬ)が作ったとされる不動明王が鎮座しています。

特に本尊である阿弥陀如来像は秘仏とされています。

また、西門院の竜宮門の上には四天王である持国天、増長天、広目天、多聞天が今にも動きそうな木造となって来訪者を見ています。

こちらで体験できる修行は写経だけ(要予約)ですので、金剛峯寺で修行体験をされるという方には宿泊メインで利用されるといいでしょう。

高野山西門院に泊まろう!

高野山西門院の精進料理
トリップアドバイザー

西門院には宿坊があります。いくつかの客室からは中庭を見ることができ高野山の季節の移り変わりをお楽しみ頂けます。

西門院の宿坊の最も特徴的な点は精進料理にあると言われています。

提供される精進料理が肉や魚などの「肉食」を避けて野菜やお麩などを代用した料理であることはご存知の方も多いと思いますが、西門院の精進料理は素材にも気を配っている上によそう器も美しい漆塗りのものを使用し量も多く(膳3つの量)、とても精進料理と思えない豪華さを演出しています。

また、通常の精進料理とは別に饗応精進料理というさらにグレードの高いお料理のプランもあり、まるでどこかの料亭でいただくコース料理のようです。

高野山名物の手作りゴマ豆腐は白と黒の2色があり、高野山に行ったら必ず戴きたい一品も押さえています。
さて、気になるのが宿泊料金です。

精進料理のプランが9800円から16300円まであり(9800円、10800円、12000円、13000円、14000円,15100円,16300円)、これはお部屋のグレードによって変動があるようです。

この他饗応精進料理のプランとして19500円というものがあります。

西門院のホームページでは500円の割引クーポン券の掲載もありますので、プリントアウトして持参すると少しだけお特に宿泊することができます。

宿泊予約はホームページの専用フォームよりお申込みいただけます。

質素、静寂、不便という宿坊のイメージを払拭し、まさに普通の宿泊施設のさらに上をいく、コストパフォーマンスに驚かれること間違いましです。

西門院の宿泊予約

高野山西門院の基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山447
0736-56-2031
FAX0736-56-2206
URLhttp://saimonin.ikora.tv/
収容人数個人約80名 団体約100名
駐車場大型バスなら5台、乗用車なら15台
設備洋式トイレ 長机・パイプ椅子の無料貸し出しあり 合宿特別メニューあり

高野山の宿坊ガイド | 一乗院の歴史と魅力

高野山一乗院の歴史と魅力

一乗院は善化上人というお坊さんによって開基された寺院です。

室町時代には高野山の法印職(僧のトップ、所属する僧侶を管理・教育する)も務めた持重僧正を輩出しました。

第14世住職の清融良住房の時期には寺宝である三十三身観音像が寄進され今も大切に保管されています。

また江戸時代からは九条家の厚い帰依によって九条家累代の御霊とそれから先の供養を任されるようになり、帰依するようになってからは武運長久のご加護のある寺として信仰を集めました。

現在高野山にある一乗院の建物は「明治の大火」(1888年)以降に再建され建物です。

寺院の中には江戸時代の作とみられる曼荼羅、仏像、障壁画が多数収蔵され、特に障壁画(障子やふすまに描かれた日本画)は植物、動物、人物が生き生きと描かれており思わず息をのむ美しさです。
高野山一乗院
出典:トリップアドバイザー

高野山一乗院の年中行事

一乗院で行われる年中行事は2月の節分会の際に行われる星祭り、8月10日の施餓鬼会(仏迎え)の2つがあります。

星祭りは、人が持っている星(星座占いや四柱推命などの占いの際に使われます)「本命星」と1年度ごとに変わる「当年星」を祀るお祭りです。

真言宗の星祭りでは護摩壇で供養を行い、八方除けや除災の供養を行います。ここでいう当年星とは北斗七星を構成する星のことです。

本命星は九星のことで羅コウ星、土曜星、水曜星、金曜星、日曜星、火曜星、計都星、月曜星、木曜星を指します。この九星はその年の吉凶を判断する星であると言われています。

占いに敏感な、女子にはもってこいのお祭りと言えるでしょう。

また、施餓鬼会は旧暦の8月10日に行われる仏迎えという行事です。

仏迎えは高野山の奥の院の墓地に埋葬された各寺院の檀家の御霊を寺院に戻ってくるように迎えに行く行事で、高野山中の寺院からお坊さん辰が奥の院へ向かいます。

その様子が高野山の夏の風物詩になっています。

仏迎えの行事は、亡くなった方々の御霊に対して御供物をささげ、供養することと地獄にいる餓鬼童子に施しをすることが一緒になった行事で、仏教の施しの心を学ぶことができます。

この時期に高野山の宿坊に宿泊すると本堂の沢山のお位牌と旬の実りを見ることができます。

高野山一乗院の修行体験

一乗院で体験できる修行は勤行、阿字観、写経の3つです。阿字観、写経が呼吸法とお経の書き写しであることは紹介しました。

勤行とは毎朝6時30分から7時15分まで本堂でお経を唱える修行のことを指します。

一乗院では勤行、阿字観、写経の3つの修行体験を宿泊者にのみ提供しています。

阿字観、写経についてはそれぞれ宿泊予約時に申し出て、それぞれ1000円で体験することができます。

また、写経をご希望の方で、備え付け以外の筆(筆ペン以外)を宿坊で利用したいという方は別途500円で写経用の筆を購入することもできます。

これを機に写経に目覚めて漢字書道を習おうという人はご購入されるのもいいかもしれません。

また、筆者は以前かな書道を習っておりましたが、やはり筆ペンを使いこなすのは大変難しいことです。

漢字書道、かな書道に関わらず書道を経験された方でまだご自身の小筆をお持ちの方は持参すると良いでしょう。

硯の貸出料はかかりませんので筆1つを持っていくだけで、手に馴染んだ自分の筆で、祈りの言葉を書き写し心静かに悟りへの一歩を踏み出すことができます。

一乗院に泊まってみよう!

一乗院の宿泊予約

高野山一乗院の宿坊基本情報

住所〒648-0291
和歌山県伊都郡高野町高野山606
0736-56-2214
FAX0736-56-2264
URLhttp://www.itijyoin.or.jp/index.html
収容人数約60人
駐車場大型バス3台、乗用車なら15台
設備庭園 茶室 洋式トイレ 客室にトイレバスの備えあり

高野山総本山金剛峯寺の歴史と魅力!年間行事と修行体験

高野山金剛峯寺の歴史と魅力

高野山金剛峯寺の歴史は今から1200年前の平安時代に始まりました。

中国に留学し中国仏教を修行してきた空海というお坊さん(弘法大師)が日本に戻ってきて、中国仏教の1つである真言宗という宗教の思想を広めるためにこの高野山に金剛峯寺を建てました。

金剛峯寺には真言宗を学びたいという沢山のお坊さんが修行に来ていました。

現在でも、金剛峯寺には真言宗の修行のために多くの若い僧侶の方々が修行に励んでいます。

高野山に観光に訪れる方にその魅力を挙げるとすれば、やはり「便利」であることがまず挙げられるでしょう。

山の上とは思えない快適なバリアフリーの街並みとだれでも受け入れてくれる寺町の温かい雰囲気は大変魅力的です。

古い昔からお坊さんたちの住んでいる所ですので、富士山などの信仰の山とは良い意味で違うパワースポット好きの女子には必見の観光スポットです。

また、金剛峯寺の周辺には寺とは思えないサービスと内装を提供する宿坊がなんと50軒以上あります。

大きな温泉街に行ってもなかなかこれほどの宿泊施設はありません。

しかし、あくまでも真言宗の総本山のある山ということで同じ和歌山県にある熊野古道などとは一線を画す文化もあり、境内を包む森の深さも神秘的で、どこか張り詰めた神聖な空気が漂っています。

金剛峯寺の年中行事

ろうそく祭り
ろうそく祭り・奥の院参道

金剛峯寺の年中行事は32回もあります。

多くは仏教の力によって汚れを払う行事か仏教の開祖であるブッタの記念日、高野山を開山した弘法大師に関する行事です。

一般の観光客に特に注目されているのが8月のお盆の時期に行われる「ろうそく祭」です。

これは、金剛峯寺の境内から少し奥に入った一の橋から奥の院の聖域2キロメートルの参道を約10万本のローソクの光が照らすというもので、奥の院の墓地に眠るすべての先祖の御霊を供養するものです。

冬のイルミ―ションが好きな方ならだれでも気に入る仏教行事で、日本中で行われる送り火行事(お盆でお家に帰ってきたご先祖様をあの世に返す行事)と同じ意味があります。

 

この他にも、6月に行われる宗祖降誕会では空海の誕生を祝って華やかな太鼓と踊りが繰り広げられたり、5月の連休に行われる結縁灌頂では5月3日から5月5日限定で大日如来の豪華なお守りも販売されます。

仏教の力を頂きたい方には必需品です。

金剛峯寺の修行体験

高野山総本山金剛峯寺-阿字観道場
金剛峯寺阿字観道場 出典:トリップアドバイザー

金剛峯寺では様々な修行を体験することができます。

阿字観は真言宗に伝わる呼吸法・瞑想法の1つです。

高野山の清らかな空気と静かな道場の中、心静かに瞑想し、心を空っぽにして悟りへの道を模索します。

目を閉じて頭と心を空っぽにすると日々煩わしく思っていること、無意識に引っかかっていたことがほぐれてきて、時間が終わる頃(1時間)には新しい自分になっています。

修行体験ができるのはゴールデンウィークに入る4月29日から11月21日までの半年間のうち毎週、金・土・日・月です。

時間も9時30分、11時30分、13時30分、15時30分の4回のみとなっています。

予約はできませんので先着順となっています。

この他に、高野山の僧侶の話を聞く授戒やお経を移す写経があります。

どれも特別な準備が無くても体験できる修行体験ばかりですので、いつもよりも深い旅行がしたいと思った方は是非取り組んでみて下さい。

金剛峯寺パーソナルデータ

住所〒648-0294
和歌山県伊都郡高野町高野山132
0736-56-2011
FAX
URLhttp://www.koyasan.or.jp/
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