「観光スポット」カテゴリーアーカイブ

高野山は弘法大師が開山した真言宗の総本山ですが、お寺以外にもたくさんの見どころがあります。高野山といえば参拝を思い浮かべますが世界遺産に登録された高野山はもはや観光地です。その高野山内の観光スポットを紹介します。

高野山のおすすめ観光モデルコース

初心者向けモデルコース

高野山の観光はできれば1泊2日で設定した方が色々なスポットをゆっくり見ることができます。

今回ご紹介するモデルコースはこちらです。

高野山駅  13:00
|
霊宝館   13:30
|
奥之院   15:00
|
宿坊(おすすめは恵光院)
|
苅萱堂   10:00
|
金剛峯寺  10:30
|
お土産街  12:00~13:00
|
高野山駅  13:20

高野山初心者の方には最初に高野山の歴史を展示した霊宝館に立ち寄って、高野山がどんな所なのかちょっとだけ知識を付けて頂きます。

霊宝館への交通手段は千手院橋までバスでアクセスし、歩くのが最も旅行準備の段階で手間ではない(徒歩20分ほど)のですが、高野山のバスの中には大門方面への接続が可能なバスが1時間に2本ほど走っています。

細かく調べて行ってこちらを利用すると効率的に観光できますので、もし旅行の準備に余裕がある場合はこちらを御利用下さい。

ちなみに、千手院橋バス停以外は基本的にバスが20分間隔でしか運行していません。

そのため、宿坊は奥の院と苅萱堂の近くに予約を取り観光されることをおすすめします。

また、バスの時間にも余裕を持った計画を立てることをおすすめします。

おすすめの宿坊・恵光院(えこういん)

ベテラン向けモデルコース

大門
高野山に何度も行ってると言う方にはこちらのモデルコースがおすすめです。

高野山駅  13:00
|
奥之院   13:30
|
金剛峯寺  15:00
|
宿坊(おすすめは福智院)
|
大門    8:00
|
祓川弁財天 8:20
|
壇上伽藍  10:00
|
お土産街  11:30
|
高野山駅  13:30

壇上伽藍は高野山の中でもバスの運行が少ない場所で高野山に何度か行かないと勝手がわからず沢山歩いてしまう可能性があります。

そのためこのモデルコースでは大門周辺を中心にモデルコースを作っています。

宿坊は高野山には魅力的な宿坊が沢山ありますが、このモデルコースで利用する宿坊は金剛峯寺から大門の間で設定すると、大門や祓川弁財天に朝の散歩をすることができます。

朝霧の中に浮かぶ赤い大門は聖地高野山を象徴する景色です。

ちなみに、いつも同じような宿坊を利用しているため何か少し違った宿坊をお好みの方には金剛峯寺近くにある福智院がおすすめです。

唯一温泉の湯船のある宿坊で、造りも由緒正しいお寺という雰囲気ですが、コーヒーコーナーもあるような現代のおもてなしがあります。(客室は和室です)

高野山はバスが沢山走っている区間が限られているため観光の際は沢山あることが予想されます。

多彩な湯船のある福智院で足を延ばしてゆっくり入浴し、旅の疲れを癒してください。

おすすめの宿坊・福智院(ふくちいん)

高野山モデルコースまとめ

高野山の観光は初めて行った人にとってはとにかく沢山歩く観光になってしまいがちです。

できるだけ余裕を持ったプラン作りをおすすめします。

また、高野山のお土産はお土産街以外では手に入らないものが多く(ネット販売の方法を取っている所もあります)、千手院橋バス停周辺でお買い物を逃すとあとは高野山駅でお土産を買うしかありません。

是非、苅萱堂から千手院橋バス停の間だけは歩いてお買い物をお楽しみください。

高野山の隠れた名所巡り

高野七弁財天

高野山にはお寺以外の名所が何カ所かあります。その1つが弁財天です。

高野山の山の中には7体の弁財天がいると言われ、最も有名なのが西南院のお祀りする秡川弁天(はらいかわべんてん)で、最も大きい社は高野山の東北にそびえる弁天岳の中にあります。

弁財天は七福神の一人ですが、高野山では弁財天だけが7体あり厚い信仰を集めています。

祓川弁財天は毎年10月に大祭があり、多くの人が訪れています。

弁財天は武芸上達の神様として知られていますが、祓川弁財天の神像が沢山の子供の像を伴うため、子供の守り神にもなっています。

ちなみに、今回山内で祓川弁財天以外の6つの弁財天について道行く人に聞いてみましたが、七弁財天のうち今回紹介した2つはわかりましたが、残り5つについては不明でした。

高野山に弁財天探しに行くのも新しい高野山の楽しみ方かもしれません。

刈萱堂

刈萱堂

苅萱堂(かるかやどう)は説話『石童丸(いしどうまる)』の舞台となったお寺です。

ある理由から離れ離れになり、苅萱堂で30年以上一緒に修行したにもかかわらず、親子だと名乗れなかった苅萱道心と石童丸の親子のお話は現代ではあまり知られていませんが、悲しい親子愛の話として伝えられています。

こちらでいただける御朱印には、高野山であるにもかかわらず道心と石童丸が親子で彫った地蔵菩薩像(現在は長野県にあるようです)にならって、地蔵菩薩の文字があります。

高野山には他にも地蔵菩薩が境内にあるお寺はありますが、御朱印に書かれることは少ないようなので、御朱印を集めることが好きな方はバスを途中下車して戴くだけの価値はあります。

現在、苅萱堂は萱堂聖の拠点になっており、密厳院の仏堂となっています。周囲にはお土産処もあり、高野山に行ったら必ず行きたいスポットです。

清高稲荷神社

清高稲荷神社

高野山の中には弁財天の他にも神様が祀られています。

その1つが清高稲荷神社(きよたかいなりじんじゃ)です。

空海が高野山を拠点にした際、嵯峨天皇から稲荷大明神とともに国家安泰を祈念するよう指示を受けたことから勧請されたと言われています。

祀られている場所は数珠屋佳兵衛のすぐとなりです。

高野山の中にも沢山のパワースポットがありますので、こちらは高野山のリピータの方向けのスポットと言えるでしょう。

もちろん京都の伏見稲荷大社と同じく沢山の御利益がこちらにもありますので、仏様だけではなく神様にもお願いしたい方は事らにもお立ち寄りください。

高野山の名所まとめ

高野山には空海や歴代の光栄な修行僧の聖地だけでなく弁財天や稲荷大社などの神様の聖地があることも分かりました。

高野山は神様にも守られている聖地でした。高野山なんか行ってもうお寺は行きつくしたと言う方は高野山の中にあるこういった神社や大峰修験の聖地である立里荒神を目指すのも新たなパワースポット巡りのきっかけになるかもしれません。

高野山 大門の歴史と見どころ | 国内で2番目に大きい金剛力士立像

大門の歴史

高野山の名所の1つである大門は高野山の入口である国道480号線に面したところにあります。

もともと高野山の入口は、鎌倉時代ごろまで九折谷という地区にありその頃は「門」の形ではなく鳥居が立っていたことが分かっています。

当時高野山に建てられたのが、鳥居だった理由としてはもともと高野山が丹生都比売神社の神領であったことが考えられます。

現在の門が建てられたのは、今から900年前のことでこの時鳥居から門へと変えられました。

また、800年には現在のような2階建ての楼門に建て替えられました。その後戦国時代に焼失しますが、応其上人によって再建されました。

現在高野山に観光で赴いて目にすることのできる大門は、今から200年前に再建されたものです。

その後の修理の記録もきちんと資料に残される高野山の中でも明確に歴史のわかっている数少ない建物の1つです。

是非、その歴史を感じて下さい。

大門の見どころ

大門には見どころとなる所がいくつかあります。

ここでご紹介するポイントは他の人ではなかなか気づけない点も含まれています。

是非実際に赴いてじっくり見てみて下さい。

高野山大門金剛力士像(左)
高野山大門金剛力士像(右)

出典:TripAdvisor (トリップアドバイザー)
(高野山 大門で検索)

大門の見どころの一つめは国内で2番目に大きいとされる金剛力士立像です。

この金剛力士像は、江戸時代に大門を再建する際に建立された仏像で当時仏像を作ることで有名だったお坊さん達の記録を見ていくと二体の金剛力士立像を建立するのに康伝、康意、康敬、運長の4人の仏師がかかわったことが分かっています。

その迫力たるや奈良の東大寺にいらっしゃる金剛力士像にも引けを取らない表情を見せています。

眉毛や顔の筋肉、体の筋肉に至るまで滑らかでとても木でできているとは思えない質感を伝えています。

また、目は大変生き生きとしていて今にも動きそうです。

高野山大門の日々影向文
出典:TripAdvisor (トリップアドバイザー)
(高野山 大門で検索)
次に大門で見どころとなるのが大門の中央二本の正面の柱に掲げられた、「日々影向文」(にちにちようごうぶん)です。

これは高野山に伝わる「入定留身」の信仰の精神を伝える文章です。

高野山には今でも弘法大師空海がいらっしゃいます。

これはつまり即身成仏した空海は死してなお多くの人のために祈りを捧げ続けてると言うことで、日々影向文の「弘法大師が高野山の樹下に身を留め、魂は弥勒菩薩の浄土である兜卒天の雲上に遊行し、毎日欠かすことなく、大師に縁ある遺跡に影向し検知する」という内容と同じことになります。

大門に掲げられている「不闕日日之影向 (日々の影向を闕かさず)検知處處之遺跡 (處々の遺跡を検知す)」は「毎日欠かすことなく、大師に縁ある遺跡に影向し検知する」の部分に当たります。

なかなかこの言葉の意味を体験することはできませんが、是非一瞬でも気に留めて弘法大師の入定した思いを感じてみて下さい。

最後に見るべきものは、やはり大門の構造と美しい丹の色です。

現在の大門が丹塗になったの今から30年前です。

赤は神社やお寺の建造物にはよく使われる色ですが深い森の中にある大門の赤は存在感にあふれ、所々に見える漆喰の壁が美しさを増しています。

楼閣づくりの大門の2階部分の欄干はやはり複雑なL字を組み合わせた造り支えられています。

高野山に行ったら必ずこの入り口をくぐって高野山観光を始めましょう。

大門へのアクセス

大門へのアクセスは国道480号線を車で登る他にケーブルカーの高野山駅からバスで行く方法があります。

高野山駅からバスで大門に行くには千手院橋で一度乗り換えて大門南駐車場行きのバスに乗り替えておよそ20分ほどでたどり着きます。

高野山 霊宝館の所蔵品と魅力 | 高野真言密教の秘宝を展示公開

高野山霊宝館の概要

高野山には山内の寺院で長い間伝えられてきた重要文化財に登録された沢山の寺宝があります。

これらの寺宝は個別の寺院で保管されているものもあれば、今回御紹介する霊宝館に所蔵が委託されているものもあります。

霊宝館は金剛峯寺金堂や高野山大学のある高野山の中でも観光の中心部にあります。

高野山山内を移動するバスの停留所にも「霊宝館前」の停留所があるように観光には欠かせないスポットとなっています。

霊宝館は高野山の文化遺産(文化財)を保存管理し公開する目的で大正10(1921)年に設置されました。

大正10年に建てられた本館もまた有形文化財に登録された貴重な建物です。

霊宝館の建物には本館の他に昭和36(1961)年に増設された大宝蔵、昭和59(1984)年、平成15(2003)年に図説された2つの収蔵庫があります。

企画展や特別展は3ヶ月に1度、年間4回の周期で行われています。

開館時間は5月から10月の間は午前8時30分から午後5時30分。

11月から4月の間は午前8時30分から午後5時となっており、各時期共に入館は閉館の30分前までとなっています。

休館日は年末年始のみでお盆の時期にも休館はありません。

拝観料は一般が600円、高校生・大学生が学生証を提示することで350円、小学生・中学生が250円になります。

団体割引の適用が20名以上で50名までなら1割引き、50名以上100名未満なら2割引き、100名以上は3割引きとなっており団体の観光ツアーにも対応できるようです。

また、修学旅行への対策か学生の団体料金が別途設けられています。学生の場合は小中学生の20名以上の団体は1名あたり120円、高校生・大学生の団体なら200円です。

さらに、金剛峯寺・大師教会・高野山霊宝館・金堂・大塔・徳川家霊台の6ヶ所拝観と奥之院での記念品交換券付きの共通内拝券は1500円、「高野山・世界遺産きっぷ」、「スルッとKANSAI(2dayチケット・3dayチケット)、minapitaカードを利用すれば個人でも2割引きのサービス価格で拝観することができます。

霊宝館の所蔵品

霊宝館には現在高野山内に伝えられた国宝21件、重要文化財143件、県指定文化財16件、重要美術品2件の合計182件を含む5万点を所蔵しています。

所蔵品の年代は今から約1000年前の物を筆頭に戦国時代のものまであります。

特にお釈迦様の入滅の様子を描いた「涅槃図」派仏教に何の興味もない人でも楽しんいただける資料です。

霊宝館に所蔵されている「仏涅槃図」は国宝で国内最古の資料とされる貴重なものです。

お釈迦様が多くの人々と動物に囲まれて沙羅双樹の下で入滅される様子には沢山の説話が付随しています。

例えば、霊宝館の「仏涅槃図」は沢山のインドの神様がお釈迦様の入滅を見ています。

動物に関して言えばお釈迦様の臨終にたどり着いたのが早かった順に干支の順が決まったと言うお話もあります。

是非、宿坊に宿泊して、お坊さんから直接、涅槃図のお話も聞いてみましょう。

霊宝館の魅力

霊宝館の魅力はなんと言っても、その立地と年間4回の企画展示、所蔵品にあります。

霊宝館には多数の国宝が所蔵されています。

これは、現地保存(貴重な資料は伝えられたその場で保存するのが原則)の考えの下、山の中から他の国立博物館に寄贈されることなく保管されています。

また、年4回の展示会も霊宝館の努力の成果と言えるでしょう。

是非これらの魅力を確認するように霊宝館にお立ち寄りください。

平成30年の特別展・企画展

・平成30年4月14日(土)~7月8日(日)
春期企画展「室町時代の高野山」
・平成30年7月14日(土)~10月8日(月・祝)
第39回大宝蔵展「高野山の名宝」
・平成30年10月13日(土)~平成31年1月14日(月・祝)
秋期企画展「”香り”の荘厳」
・平成31年1月19日(土)~4月14日(日)
冬期平常展「密教の美術」

休館日:平成30年12月28日(金曜日)~平成31年1月4日(金曜日)

高野山霊宝館基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山306
0736-56-2029
URLhttp://www.reihokan.or.jp/index.html
開館時間5月~10月 午前8時30分~午後5時30分
11月~4月 午前8時30分~午後5時
(※入館は各閉館時間の30分前まで)
休館日年末年始のみ休館
拝観料一般:600円
高校生・大学生:350円(※学生証提示必要)
小学生・中学生:250円
各種割引あり
駐車場乗用車31台
特記事項館内は全面撮影禁止

高野山 壇上伽藍の歴史と見どころ | 天空の真言密教の聖地

壇上伽藍の歴史

壇上伽藍は弘法大師空海が高野山を開山して最初に開拓した場所です。

一般の人々が密教の世界を目で見てわかりやすいように作られるのが、仏教伽藍です。

壇上伽藍は空海が西暦817年に弟子たちと一緒に開拓し建立しました。

空海はこの頃京都にも教王護国寺(東寺)という密教の根本中堂を頂いていたため、壇上伽藍の完成には十数年から20年という歳月がかかりました。

そのため現在高野山の中で「弘法大師ゆかりの地」として霊域や観光スポットとなっている所は金剛峯寺の境内である壇上伽藍など数が限られています。

壇上伽藍の意味と密教の教え

壇上伽藍は、密教の修行場である高野山の中で密教の世界の1つである胎蔵界曼荼羅を表していると言われています。

一般的に胎蔵界曼荼羅が時計回りで見るのと同じで金剛峯寺の参拝は時計回りに参拝します。

金剛峯寺の境内には壇上伽藍のイメージとなる大塔の他に中門、金堂、六角経蔵、御社、山王院、西塔、孔雀堂、准胝堂、御影堂、大塔の鐘、愛染堂、不動堂、勧学院、大会堂、三昧堂、東塔、智泉廟、蛇腹路、六時の鐘があります。

これらの建物は高野山の信仰の源です。

胎蔵界曼荼羅

出典:https://blogs.yahoo.co.jp/mosh_style/17964775.html

この胎蔵界曼荼羅とは密教の主要な経典の1つである「大日経」を根拠とする密教の世界を表した絵図です。

現世利益の象徴である仏やインドのヒンズー教の神々が描かれたこの胎蔵界曼荼羅は、中心の中台八葉院というところに大日如来がおわします。

大日如来の周囲には宝幢(ほうどう)、開敷華王(かいふけおう)、無量寿(むりょうじゅ)、天鼓雷音(てんくらいおん)の如来仏と普賢菩薩、文殊師利菩薩、観自在菩薩、慈氏菩薩の菩薩像が配されておりこの世で仏の力がどのように作用するのかを表しています。

曼荼羅は多くの人にしてみれば同じような仏像が沢山書かれた仏教芸術です。しかし、仏像もそれを取り巻く神像も一体一体意味や伝説などの物語を持つものばかりです。

そもそも、密教に関わらず仏事の際に唱えられる「お経」は密教の修行をした偉いお坊さんがどのように修行したかやどのように悟りを開いたか、どのような説話や伝説があるのかを説明したもので、言葉が難しく聞き取りにくいだけで内容が理解できれば面白く読めるものです。

高野山の中にはゆっくりと曼荼羅を見ることのできる場所が沢山あります。是非、ゆっくりと一体一体見てみて下さい。

壇上伽藍の観光モデルコース

高野山壇上伽藍

出典:https://www.wakayama-kanko.or.jp/worldheritage/koyasan1200/contents/pdf/map_koyasan.pdf

壇上伽藍の観光コースは高野山のホームページにもある通り、壇上伽藍を中心に時計回りに回るのが基本です。

壇上伽藍の時計回りとは、中門、金堂、六角経蔵、御社、山王院、西塔、孔雀堂、准胝堂、御影堂、大塔、大塔の鐘、愛染堂、不動堂、勧学院、大会堂、三昧堂、東塔、智泉廟、蛇腹路、六時の鐘の順です。

この順路の中には季節によって異なる姿を見せる庭園もいくつか含まれており、季節を違えれば何度も飽きない景色を見ることができます。

壇上伽藍へのアクセス

高野山内路線バス

壇上伽藍へのアクセスはケーブルカーの高野山駅からバスに乗車して「金堂前」のバス停で下車してすぐです。

金堂前のバス停は千手院橋、金剛峯寺前で乗り換えて約15分かかります。

そのため多くの人は、千手院橋のバス停までバスに乗ってそこからは歩いて金剛峯寺の本堂を参拝したり霊宝館を見学しながら壇上伽藍に向います。

千手院橋からは歩いて12分かかります。

夏の暑い時期はぜひ帽子や日傘を持ってお出掛け下さい。

高野山駅から金堂前までのバスの時刻はこちらからご覧ください。

https://www.rinkan.co.jp/koyasan/timetable/

高野山 奥之院の名所と歩き方 | 弘法大師のご利益スポットNo.1

奥之院の名所

高野山の中でも奥之院は転軸山と摩尼山の間の谷に広がる慰霊塔群のことを指します。

慰霊塔とはそこにお祀りする骨や遺髪などが無くても故人を悼む気持ちと魂を慰めるために建立されるもので高野山の霊力を信仰する人々、大師信仰の思想を持つ人々が信仰の源とするもので、奥之院はこれを名所として紹介しています。

奥之院に慰霊塔のある歴史上の人物は実に沢山います。

武田信玄、上杉謙信をはじめとする戦国武将、江戸時代の名奉行大岡越前の守、歴代の紀州徳川家の当主に天皇家に近い近衛家までもがこの高野山の奥之院に供養塔を建立しています。

高野山の観光協会では『奥之院ガイドマップ』という奥之院のどこに誰の供養塔があるのかを概説した地図を配布しています。観光の際には是非こちらをお持ちください。

高野山奥の院参道
出典:TripAdvisor (トリップアドバイザー)(高野山 奥の院で検索)

この他に奥之院には3つの名所があります。

1つは燈籠堂です。燈籠堂は高野山第二世真然大徳によって建立されたのち藤原道長が堂宇の規模を拡大して現在の姿となった建物です。

燈籠堂の名前からも分かるように、建物の中では数々の徳の高い僧にゆかりのある信仰の炎が燃え続けています。

燈籠堂の中ではお守りの授与や供養や祈祷を受け付けています。

また、奥之院にはこの他にも弘法大師の即身仏を祀る御廟や散策の途中の小休止に最適な頌徳殿があります。

奥之院の歩き方

高野山奥の院参道
奥之院観光で一度は行きたいのが弘法大師の即身仏を祀る弘法大師御廟です。

弘法大師御廟と燈籠堂は奥之院の一番奥にあります。

奥之院参りの正式な参拝順路は一の橋から杉木立の中を通って約20万基の供養塔を見ながらお参りするのが基本です。

その距離たるや2キロの道のりです。人間の歩行速度は時速4キロと言われていますので普通に歩けば往復1時間ほどで巡ることができますが、歴史上の偉人の墓を巡るとそれ以上かかります。

また、基本的に山道ですので、はき慣れた機能性の高い運動靴と身軽な服装で散策されることをおすすめします。

また、標高も高いので冬の時期は特に防寒対策をして訪れるようにしましょう。

※Googleストリートビューで一の橋から御廟手前まで見ることができます。

そもそも『奥之院』とは?

そもそも奥之院とはどのような場所なのでしょうか?

神社やお寺には必ず本殿や拝殿のある境内とは別に奥の院というものがあります。

奥之院は自然の雄大な景色の中に神様の存在を感じることのできるいわゆるパワースポットで、山奥や滝、海などの場所が成りやすく普通の装備で行ける拝殿のある神社やお寺の別院の境内とは違い、ある程度アウトドアや山登りのような装備が必要となるケースもあります。

しかし、高野山の場合奥之院での仏教行事があることからその道は山道とは言うものの整備されていて動きやすい服装をしていれば特別な装備は必要ありません。

とはいえ奥之院はどんな宗教拠点でも信仰の中心地となっています。

特に高野山のように開山した人の即身仏がおわす奥之院は今でも弘法大師がいると考えられています。

是非、清らかな心でお参りし、その清浄な気を体の中に取り込んでお帰り下さい。

奥之院へのアクセス

高野山内路線バス
奥之院へは4つのバス停からアクセスできます。

その4つとは、一の橋口、奥の院口、玉川通り、奥の院前です。

是非自分の体力と相談しながら参拝して下さい。

時刻表は南海りんかんバスのサイトで確認

https://www.rinkan.co.jp/koyasan/timetable/