高野山の宿坊ガイド | 普賢院の歴史と魅力

高野山普賢院寺院・宿坊
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普賢院の歴史と魅力

普賢院の歴史は今から約800年前力乗上人によって開基されたことに始まります。

本尊は普賢菩薩で弘法大師の十大弟子のひとりである華厳寺道雄の作で点眼(仏像に瞳を入れること)は弘法大師空海であると伝えられています。

境内にある建造物はほとんどが明治の大火の後建立されたものですが、唯一回脚門だけが江戸時代から残る建造物で重要文化財にも指定されています。

しかしこちらも他の建造物群に引けを取らないほど美しく印象的です。

また、魔尼殿は平成11年の仏舎利請来を機に建立されたもので、堂宇内には金剛菩薩・四明妃金剛が安置されています。

さらにこの魔尼殿の地下にはネパールより請来した仏舎利が安置され、仏教の信仰の神髄が伝えられています。

これらの他にも普賢院の境内には江戸時代の有名な俳諧師松尾芭蕉にちなんで建立された芭蕉堂があり、参拝者が自由に投句できる句帳が置かれて「俳句のお寺普賢院」の名物となっています。

普賢院の建造物は前にも御紹介した通り、ほとんどが100年たたないものですが、そこに伝わる文化財の数々はそれらをはるかにしのぐ年月高野山にあるものばかりです。

普賢院の寺宝で現在は霊宝館に収蔵されている「五大力菩薩像」もその一つです。

「五大力菩薩像」は5枚一組の仏画白描図で描かれている菩薩はどれも今にも動き出しそうなほどリアルなタッチで描かれています。
普賢院に来訪したおりには、これらから仏教世界の雰囲気を是非感じ取って帰って下さい。

普賢院の修行体験

普賢院で体験できる修行体験は、写経と阿字観です。

写経は自分で筆や硯を持参しなくても、常設されたものを借りられる(写経料1000円)上予約も必要ありません。

また、写経したお経はお寺の方で奉納してくれます(奉納料1000円)ので、荷物にもなりません。始めて写経を体験される方には丁寧に詳しく写経の方法や意義を説明してくれます。

阿字観では日頃じっくり見ることのできない自分の心の中に仏の心と自分の本当の姿を探す瞑想法です。

雑念を一切立つこの修行は、都会の喧騒に疲れた心と体をリフレッシュさせ、また新た日々への活力を生み出してくれます。

さて、普賢院にはもう一つ体験できる修行があります。

それは、授戒灌頂です。写経や阿字観など一般的な出家していない人たちが体験する修行とは異なるこの修行は、仏様との縁を結び、仏門に下る最初の一歩です。

授戒灌頂では心豊かに他人のために生きることを御仏に誓いを立てます。

阿字観で自分の心の中に仏の心を見つけ、仏とのご縁を感じた方は是非、普賢院で授戒灌頂を行いましょう。

普賢院に泊まろう!

高野山普賢院
出典:トリップアドバイザー

普賢院の宿坊はとにかく贅沢です。

客室はだいたい12畳で窓からは庭園を望むことができ、宿泊料金最低価格のお部屋以外はすべて別々のトイレが設置されています。

また、畳敷きのふすまで区切ったお部屋がほとんどのため個人の観光旅行から団体の合宿まで様々なニーズに応えています。

大浴場はホテル並みの広さで、一度に6人は利用できる規模です。

これに加えて高野槙の浴槽の家族風呂や壺庭付きの小浴室もあります。

脱衣室も大変清潔で、スーパー銭湯のロッカールームを思わせる設備になっています。

宿泊料金は9700円から17000円です。

福智院の宿泊予約

普賢院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山605
0736-56-2131(事務所)
FAX
URLhttp://www.fugen-in.com/
収容人数個人約150名・団体約230名
駐車場大型バスなら3台、乗用車なら10台
設備洋式トイレ エレベーター 研修会場に利用できる施設あり