高野山の宿坊ガイド | 無量光院の歴史と魅力

高野山無量光院寺院・宿坊
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無量光院の歴史と魅力

無量光院の歴史は今から900年前に始まりました。白河天皇の第四皇子覚法親王が開基したと言われています。

中興の祖と言われている印融大徳は学問に特に優れ多くの優秀な弟子を輩出しました。

戦国時代に入って上杉謙信公が入団し密教の阿闍梨権大僧都の位を得ています。

無量光院に併設された悉地院は観賢僧正が創建したと言われる1000年以上の歴史ある寺院です。

戦国時代には、織田・浅野・池田・伊藤・毛利・丹波・福島家が帰依したため栄えました。

500年以上経った今でも上杉家、浅野家、織田家との檀縁があり金剛峯寺の奥の院にはそのつながりで織田家の墓所があります。

江戸時代になると『忠臣蔵』で有名な大石内蔵助が浅野内匠頭墓石を建立して回向を務め、討ち入りを果たしました。

無量光院の修行と行事

無量光院には、僧侶になるための問い合わせが沢山寄せられます。そのためホームページには簡単に僧侶となる手順がレクチャーされています。

この出家までの手順と修行には深いつながりがあります。

一般的に宿坊で体験できる写経や写仏、阿字観などは観光用に変えている部分もあり実際に修行僧が日々積んでいる修行とは少し違う部分があります。

実際には、堂宇を掃除したりお寺の営業活動のために縫物をしたり写経や迷走ばかりしているわけではありません。

精神と心身の鍛錬を積み、「得度」、「受戒」、「四度加行」、「伝法灌頂」の順番に段階を経て行きます。

そのため行事も「得度」、「受戒」、「四度加行」、「伝法灌頂」の折に行われます。

もちろん、高野山の年中行事はこの他にありますが、神社のように季節ごとに行われる行事よりも修行の段階ごとに行事が行われるのも密教の特色の1つです。

無量光院に泊まろう!

無量光院の宿坊は、高野山に多い観光地の「宿泊施設」とは一線を画す存在です。

古くから信仰心を寄せる檀信徒・お客様を大切にするという観点から一般的な旅行関連企業の仲介は受けずに電話やFAXでの問い合わせだけで受け付けています。

まずはホームページからお問い合わせされることをおすすめします。

無量光院の宿坊では、朝六時からの勤行が自由参加となっていますがこの行事には宿泊客はもちろんのこといつもは宿泊客の世話をしている修行僧も法衣をまとって参列し、厳かな雰囲気を体験することができます。

無量光院の客室は時代を感じさせる美しい障壁画と昔ながらの畳敷きのお部屋がまさに「宿坊」を感じさせます。

しかし、大浴場は近代的な石畳の大浴場で庭園にも橋がかけられ散策できるようになっています。

無量光院の精進料理は三ノ膳形式の質素なものですが、季節の野菜の煮物や高野山名物の胡麻豆腐(2色)が並び実に「精進料理」然としています。

もちろん、内容は季節によって変わりますので、詳細の気になる方はお寺までお問い合わせいただくのが一番です。

また、宿泊料金についてもホームページには明記がないので、こちらも宿泊予約時に問い合わせることをおすすめします。

無量光院基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山611
0736-56-2104
FAX
URLhttp://muryokoin.net/
収容人数個人約100名・団体約150名
駐車場乗用車で15台
設備洋式トイレ