高野山総本山金剛峯寺の歴史と魅力!年間行事と修行体験

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高野山総本山金剛峯寺 寺院・宿坊

高野山金剛峯寺の歴史と魅力

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高野山金剛峯寺の歴史は今から1200年前の平安時代に始まりました。

中国に留学し中国仏教を修行してきた空海というお坊さん(弘法大師)が日本に戻ってきて、中国仏教の1つである真言宗という宗教の思想を広めるためにこの高野山に金剛峯寺を建てました。

金剛峯寺には真言宗を学びたいという沢山のお坊さんが修行に来ていました。

現在でも、金剛峯寺には真言宗の修行のために多くの若い僧侶の方々が修行に励んでいます。

高野山に観光に訪れる方にその魅力を挙げるとすれば、やはり「便利」であることがまず挙げられるでしょう。

山の上とは思えない快適なバリアフリーの街並みとだれでも受け入れてくれる寺町の温かい雰囲気は大変魅力的です。

古い昔からお坊さんたちの住んでいる所ですので、富士山などの信仰の山とは良い意味で違うパワースポット好きの女子には必見の観光スポットです。

また、金剛峯寺の周辺には寺とは思えないサービスと内装を提供する宿坊がなんと50軒以上あります。

大きな温泉街に行ってもなかなかこれほどの宿泊施設はありません。

しかし、あくまでも真言宗の総本山のある山ということで同じ和歌山県にある熊野古道などとは一線を画す文化もあり、境内を包む森の深さも神秘的で、どこか張り詰めた神聖な空気が漂っています。

金剛峯寺の年中行事

ろうそく祭り
ろうそく祭り・奥の院参道

金剛峯寺の年中行事は32回もあります。

多くは仏教の力によって汚れを払う行事か仏教の開祖であるブッタの記念日、高野山を開山した弘法大師に関する行事です。

一般の観光客に特に注目されているのが8月のお盆の時期に行われる「ろうそく祭」です。

これは、金剛峯寺の境内から少し奥に入った一の橋から奥の院の聖域2キロメートルの参道を約10万本のローソクの光が照らすというもので、奥の院の墓地に眠るすべての先祖の御霊を供養するものです。

冬のイルミ―ションが好きな方ならだれでも気に入る仏教行事で、日本中で行われる送り火行事(お盆でお家に帰ってきたご先祖様をあの世に返す行事)と同じ意味があります。

 

この他にも、6月に行われる宗祖降誕会では空海の誕生を祝って華やかな太鼓と踊りが繰り広げられたり、5月の連休に行われる結縁灌頂では5月3日から5月5日限定で大日如来の豪華なお守りも販売されます。

仏教の力を頂きたい方には必需品です。

金剛峯寺の修行体験

高野山総本山金剛峯寺-阿字観道場
金剛峯寺阿字観道場 出典:トリップアドバイザー

金剛峯寺では様々な修行を体験することができます。

阿字観は真言宗に伝わる呼吸法・瞑想法の1つです。

高野山の清らかな空気と静かな道場の中、心静かに瞑想し、心を空っぽにして悟りへの道を模索します。

目を閉じて頭と心を空っぽにすると日々煩わしく思っていること、無意識に引っかかっていたことがほぐれてきて、時間が終わる頃(1時間)には新しい自分になっています。

修行体験ができるのはゴールデンウィークに入る4月29日から11月21日までの半年間のうち毎週、金・土・日・月です。

時間も9時30分、11時30分、13時30分、15時30分の4回のみとなっています。

予約はできませんので先着順となっています。

この他に、高野山の僧侶の話を聞く授戒やお経を移す写経があります。

どれも特別な準備が無くても体験できる修行体験ばかりですので、いつもよりも深い旅行がしたいと思った方は是非取り組んでみて下さい。

金剛峯寺パーソナルデータ

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住所〒648-0294
和歌山県伊都郡高野町高野山132
0736-56-2011
FAX
URLhttp://www.koyasan.or.jp/
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