高野山の宿坊ガイド | 西南院の歴史と魅力

高野山西南院寺院・宿坊
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高野山西南院の歴史と魅力

西南院は今から1200年前、空海の弟子の中でも特に優秀であった真然大徳によって開基された寺院です。

この西南院はその名の通り金剛峯寺の西南の方向にある寺院です。

西南と言うのは昔、裏鬼門(鬼門…現在の方位にして北東の方角のことで災いが来る方角であると言われた方位。裏鬼門もそれと同じく、信心を怠ったり、悪い気を払ったりしないと五穀豊穣、国家安寧に災厄が訪れると言われ、京都・東京の街、昔から続く城下町などでは神力や仏法によって災いが入ってこないように街づくりをしました。)と言われた方角であったため金剛峯寺を守る意味で真然大徳を密かにお祀りしました。

平安時代末期に鳥羽法皇がお参りされて以降は霊験あらたかな寺院であると評判となり現在の大分県・岡山県・淡路島・埼玉県の諸大名の参詣の場となりました。

西南院のご本尊は重要文化財にも指定された大日如来で、1990年代から2009年まで霊宝館で展示されていましたが、現在は西南院の本堂に戻っています。是非、本来のお姿の大日如来像にお参り下さい。

さらに西南院の魅力はこれだけではありません。

西南院の迎門には二体の獏の彫刻があります。

獏は本物の獏が日本に来るまで、人間が見る悪夢を代わりに食べてくれるという伝説上の生き物として知られていました。

奏上の獏は象のような鼻を持ち目はサイのように小さく鋭く、尾っぽは牛のようで脚はとら、体系はクマに似ていると考えられていました。そのため西南院は悪夢退散・吉夢招来の寺としても有名です。

またこの獏たちは、可愛いマスコットキャラクター「バックンとクーチャン」として生まれ変わりました。この愛らしさも西南院の魅力と言えるでしょう。

西南院では毎年10月17日に西南院の向かいにある秡川弁財天の大祭の際に法楽と餅まきを行っています。

高野山西南院に泊まろう

西南院は宿坊のサービスも行っています。

美しい庭園と豪華な精進料理が特徴のこの宿坊では写経体験をすることができるほか、高野山の寺院巡りで便利なレンタサイクルのサービスも行っています。

客室の中には庭園が正面に見えるお部屋も有り、日本情緒を満喫したい外国人旅行客の方々にはおススメです。また、各客室には見事な床の間があり、それにふさわしい書道の一服が展示されています。

また、宿坊のイメージとしてありがちな暗い客室はなく全室オシャレな蛍光灯が設置されています。

この宿坊自慢のお料理は、料金プランによってそのグレードが変わるものの見目美しい食器類に心づくしのお料理が盛られて提供されます。

この他に、温泉旅館も顔負けの清潔感のある活性石の大浴場と自動販売機のある洋風の休憩コーナーもあります。

西南院の宿坊予約

高野山西南院の基本情報

住所和歌山県伊都郡高野町高野山249
0736-56-2421
FAX0736-56-4635
URLhttp://sainanin.com/
収容人数個室39室 個人約100人、団体約130名
駐車場大型バスなら5台 乗用車なら20台
設備庭園と本堂の他共同の洋式トイレと茶室もあります。